ここ最近、私達のプレイヤーズクラスに、タイの方、諸外国の方が体験に来て下さっています。
私達のアカデミーには、バンコクに住む沢山の日本人の方達に入会して頂いてはいますが、日本人のみのテニスアカデミーだといった考えは毛頭なく、どの国籍の方にも来て頂けるインターナショナルなアカデミーを目指しています。当然ですが、タイという国に住んでいる私達日本人は、タイの方にとっては外国人なのです。
さて、タイの方、諸外国の方が体験でレッスンに参加して下さり、親御様は、生徒の規律正しさや勤勉さに感心し、戦術的なテニスのスタイルにも共感して頂くことが多いです。
そういった目に見える表面的な部分で認めて頂くのは大変嬉しいのですが、その良い部分だけを見ている方は、長続きしない事がこれまでの経験で分かっています。
私達が指導しているのは、表面的な派手な部分ではなく、主に「忍耐や我慢」といった事で、地味なことをどれだけコツコツと継続していけるかどうかです。
ですから、その部分はプレイヤーズクラスへの入会前にはっきりと伝える必要があるという考えです。
最初は誰でも、自分の練習環境と比べて、良い部分のみが見えるのですが、「やってみたらとても地味で思っていたのとは違ったから辞めます」ではお互いに時間がもったいないですからね。
現在プレイヤーズクラスで頑張っているタイ人のPalmは、「忍耐や我慢」を親御さんと共に理解してくれているからこそ、継続出来ているのだと思います。
結果の出ない時期も、時間が掛かるという事を理解し、信頼してくれた事が、非常に大きいです。
規律正しさや勤勉さを含めた「忍耐や我慢」は日本人だからではなく、どの国籍の方も共通の「NINTAI, GAMAN」強さである必要があり、それこそが私達のコンセプトで、他との違いだと考えています。