今日はタイの祝日。
子供達と一緒に、allout beat 2015の会場でもある、キアタニカントリークラブでジュニアメンバーのデイリーキャンプを行いました。
いつもとは違う環境、そして最高のコートに、子供達のモチベーションはとても高く、意欲的に練習に取り組んでいました。
【モチベーションを高くして練習に取り組む】
とても大切な事ですが、人間ですからモチベーションの上下というものは必ずあります。
モチベーションを高く保つ為に、今回の様に環境を変えるという事は有効です。
では普段の練習の中で、モチベーションを高く保つ為には?
私は「選手達が自分のやりたい練習を行う時間を設定しています」
簡単に言えば、コーチ付きの【自主練】の様な時間です。
(例1人はアプローチからのボレー練習、もう1人はバックハンドクロスコートからの展開)
モチベーションが高いと言う事は、学習(上達)意欲が高まっている状態を示します。
自分でメニューを決め、自分が必要な内容に取り組むわけですから、学習意欲は自ずと高くなります。
そもそも、人それぞれ、目標や課題、その日の気分も違うわけですから、同じ内容の練習が全員の学習意欲を最大限高めるという事は中々難しいです。
プロの選手の練習の様子を見ても、選手それぞれトレーニングの内容が違います。
プレースタイルが違えば当然ですよね。
それをグループレッスンの中でも行っているだけです。
コーチの役割は?
選手が決めた練習に、課題や、気をつけるポイント等を付け加えてあげるのが良いでしょう。
また、選手の課題を知った上で「こんな練習をしてみたら?」といったアドバイスをしてあげるのもありです。
練習を続けていくと?
意欲的な練習が出来る事はもちろんですが、自分の課題を常に意識している選手が育つのではないかと私は信じて行っています。
また、「こんな練習をこの選手はしたかったのか」といった新たな気づきが、コーチにもあるかもしれません。
練習がマンネリして、選手達のモチベーションが高まっていない様に感じる、なんて悩みのあるコーチは、一度試してみてはいかがでしょうか。