「上達促進ラケット」
そんなラケットがあったら使ってみたいと思いませんか?
過大とも思えるこんな表現があっているかもしれないのが、今回紹介するこのグラフィン XT Instinct REV PROです。
こちらはシャラポワ選手モデルの、REV(=レボリューション)シリーズになります。
ラケット自体の重さは255gというかなりの軽量。
ラケットを持った時には、「かるっ!!」と思わず声が出てしまう事でしょう。
それでもスイングウェイトが305gあるので、グラフィン XT SPEED REV PRO同様、相手のボールに打ち負けるという事はそこまで感じません。
スイングウェイトについては前回記事からご覧ください。
前回記事
【HEAD ラケット】グラフィン XT SPEED REV PROについて
2本のラケットを比較してもらいました!!
今回は、これまで数年間BabolatのPure Drive Lightを使用していた生徒さん(初中級者レベル)に、グラフィン XT Instinct REV PROを継続して使って頂きました。
その方の、双方の比較がこちらになります。
Pure Drive Light
+ラケット変更の際、とてもパワーがあって、ボールが飛ぶので自分が上手になったと感じた。
− 打ち下ろす様なフォームからでもボールが飛んでくれるので良いのだが、良い体の使い方が出来ているかどうかは分からない。
グラフィン XT Instinct REV PRO
+ボールを正しく捉えた時の感覚がはっきりしていて、良いところでボールを打った時に気持ちが良く、ボールも飛んでくれる。振り抜きが良い。
− オフセンターの時にボールが飛ばない。
本人の感覚が上記のものになるのですが、客観的に見ていても、グラフィン XT Instinct REV PROだと、ボールを捉えている場所でボールの落下地点がまちまちでした。ストロークだけでなく、ボレーもしかり。
ただ時間が経つにつれて、、、
面白いもので、ラリーを繰り返すにつれて、良い所で打てるように、自然に打点を修正しているように見えました。
これは以前のラケットでは無かった事です。
理由を聞いてみると、「正しい打点で打たないとボールが飛ばないから、嫌が応でも丁寧に打たなければいけない」との事です。
打点の修正をする事によって、ボールを打つフォームもより綺麗で効率的な体の使い方に近づいているように思えます。
まとめ
Pure Driveシリーズのラケットは幅広いレベルの方が使用出来るとても良いラケットです。
グラフィン XT Instinct REV PROは、それと比べると当たった当たらないがハッキリしたラケットなのは間違いありません。
ラケットをしっかりとスイングする事も大切で、ラケットヘッドを加速させてボールを打っていく現在のテニスのスタイルにはバッチリ合っているラケットだと思います。
ラケットをきちんとスイングしてコートの中におさめたい女性や、ジュニアプレーヤーにはとても良いラケットだと思います。
ご興味のある方は、一度試してみられてはいかがでしょうか。
もっとグラフィン XT Instinct REV PROについて知りたい方は、こちらの動画をご参考ください。