11月25日 有明コロシアム「日清食品ドリームテニスARIAKE」が行われた。
錦織圭の声かけではじまったチャリティー・テニス・イベント、これが7回目の開催。約1万人の観客が、約5時間半のドリームマッチを楽しんだ。

「すごく有意義な時間。
たくさんの方がきてくれたことに感謝したい。
最近は、世界中で、震災が起こったり、戦争があったり、なかなか自分一人の力ではどうしようもできない。
微力ながらも、みんなの助けになったり、楽しんでもらえたりしたら、とても嬉しい。」と錦織。

今回のチャリティーテニスの収益金の一部は、東日本大震災への義援金として寄付された。

ダニエル太郎vs鄭現(チョン ヒヨン)のガチンコ勝負があると思えば、後半は錦織圭が主審し、スコアを間違えたり、超天然ぶりを発揮、ファンは大喜びでイベントを楽しんだ。

ガチンコ勝負、圭のズッコケ審判、大坂なおみのボケも

まずはダニエル太郎対鄭現(韓国)のガチンコ勝負で始まった。
鄭現は21歳以下ATPファイナルに優勝した選手。
7ゲーム先取の試合は鄭が先行するが、ダニエルが追いつく大激戦だった。

車いすテニス女子世界ランキング1位の上地結衣と9月に引退した伊達公子の試合も盛り上がる。
7ポイント先取のタイブレークの試合。
こんな大観客の前で試合したことのない上地は、尊敬する伊達との手合わせで緊張し喉が渇き、「水を飲んでも良いですか?」と休憩する一幕も。

19歳の綿貫陽介と21歳の鄭現が偉大なチャンピオンのマイケル・チャンの胸を借りて大観客の前でテニスを披露した。(4ゲーム)

その後、松岡修造の「戻ってきた錦織選手。ありがとう!」という絶叫で、有明コロシアムに錦織圭が登場。
「手首は順調に回復している。
けがをしていいことはないが、この時間を成長するために有意義に使えた」と。

「全豪、優勝できますか?」というファンからの質問には、
「まだ出られるかどうか分からないので、まずはしっかり治して。もう少し待ってください」。

「なるべく伊達さんぐらい(の年まで現役で)プレーできるように」。
すぐに「冗談ですけど」と否定するが、「フェデラーは36歳、30越えても活躍している選手が多い。できるだけ限界までやりたい」
「年を重ねるごとにテニスを好きになって、強くなりたい気持ちも増えている。」とテニスに対しての意欲を語る。

内田海智/中川直樹vs綿貫陽介/中川直樹

錦織「スコアを言うのも僕がやるんですか?」と
ダニエル太郎/綿貫陽介vs内田海智/中川直樹のダブルス、
伊達公子/マイケル・チャンvs松岡修造/大坂なおみのミックスダブルスではマイクをつけて主審を務める。

「どう見てもアウトだけど一応チャレンジする?」
「今のはあまり拍手するほどのプレーじゃないですね。リターンを入れただけなんで」などとボソリ。
ルールやスコアを間違えるなど、相変わらずの天然ぶりに超満員のファンからは大ウケだった。

日清食品ドリームテニスARIAKE 11月25日(土) 
錦織圭、伊達公子、大坂なおみ、マイケル・チャン、鄭現(韓国)、上地結衣、奈良くるみ、ダニエル太郎、綿貫陽介、中川直樹、内田海智、松岡修造

ダニエル太郎 5-6 鄭現(韓国)
大坂なおみ 4-1 奈良くるみ
伊達公子 7-6 上地結衣
綿貫陽介 3-1 マイケル・チャン
鄭現 3-1 マイケル・チャン
錦織圭登場インタビュー
ダニエル太郎/綿貫陽介 4-3 内田海智/中川直樹
伊達公子/マイケル・チャン 6-4 大坂なおみ/松岡修造/奈良くるみ

記事:塚越亘/塚越景子 写真:鯉沼宣之/伊藤功巳/tennisjapan

大坂なおみの可愛い日本語に修造のハリキリは空回り