こんにちは!ちなみです。

4月13日、14日にビリー・ジーン・キング・カップのカザフスタン戦が行われました。
私は14日に観戦に行きましたので、今回はその様子をお届けしたいと思います。

ビリー・ジーン・キング・カップとは?

そもそもBJK杯とは、女子テニスの国別対抗戦のことです。
前はフェドカップという名前で行われていましたが、2020年より伝説的な女子テニスプレーヤーのビリー・ジーン・キングさんの名をとってこちらの大会名となりました。
そんなビリー・ジーン・キングさんは現在御年80歳。
漫画『エースをねらえ!』にも偉大な選手、キング夫人として登場しますよね。

2024年新フォーマットとなった女子の国別対抗戦は、12ヵ国が3チームによる4グループに別れて総当たり戦を行います。
そして、各グループの1位となった4チームが決勝トーナメントに進出することができ、優勝チームが決定するという流れです。
テニスは基本的に個人戦ですが、こちらの国別対抗戦はもちろんチーム戦!
試合は原則としてベスト・オブ・3セットマッチで行われます。

【参考】
2023年世界チャンピオンのカナダ、2023年準優勝のイタリア、開催国のスペイン、ワイルドカードのチェコが自動的に出場権を獲得した。ここに2024年の予選を勝ち上がったオーストラリア、ドイツ、イギリス、日本、ポーランド、ルーマニア、スロバキア、アメリカの8カ国が加わる。
第1ラウンドでは11月12日火曜日から14日木曜日まで4試合が行われ、続いて11月15日と17日に準々決勝、11月18日と19日に準決勝が行われ、11月20日水曜日に2024年のビリージーンキングカップ決勝が行われる。

カザフスタン戦の重要性

この4月に行われたカザフスタン戦、実は日本にとって大きな一戦だったのです。
というのも、決勝トーナメント進出がかかった一戦!
これに勝ったら11月にスペインで開催される予定のファイナルズに行ける!ということで応援するこちらも気合いが入ります。
そして今回は2020年2月ぶりに大坂なおみ選手が代表選手に復帰というサプライズもあり、当日は大賑わいでした。

あと1勝したら勝利のトキメキ

私が行ったのは2日目だったのですが…初日の時点で日比野菜緒選手と大坂選手が勝利し、チームとしての勝利に王手をかけた状態で土曜日を迎えることができました。
2日目に予定されていたシングルス2試合、ダブルス1試合、どれか1つでも勝つことができれば決勝トーナメント進出です。
希望で胸をいっぱいにして私は会場に向かいました。

国別対抗戦ならではの盛り上がり

開場前に有明コロシアムに到着したのですが、長蛇の列に驚きました。
会場に入った後も、自由席では良い席で応援したいので席取り合戦が行われます。応援の熱意が高いです!

カザフスタン応援団の様子

自由席の中でも前の方やエンドの真後ろといった見やすい席は競争率高めでしたが、激しい取り合いもなく「こちら空いてますか?」という声がけをしながら席をとっていくので自由席チケットを取ったけれど不安…という方もご安心くださいね。
しばらくすると応援団が指揮をとってくれるようになります。
国別対抗戦の観戦ビギナーでも、応援団の方々に合わせて拍手をしたり、スティックバルーンを叩いたり、声を出したりすればOKです。
個人戦ではなかなかない会場の一体感に、観客席にいるだけでワクワクします。

後編では私が観戦して感激したことを交えてお伝えします。
それでは皆さん、引き続き楽しいテニスライフを♪