8月24日 アメリカで行われているATP250 男子テニスツアーウィンストン・セーラム・オープン。
USオープンの前哨戦でダニエル太郎(エイブル)が4強と活躍した。
5月のイスタンブール・オープン以来、2度目のツアー優勝を狙らうダニエル、準決勝では、D・メドべデフ(ロシア)に1-6, 1-6のストレートで敗れてしまったが、最後まで諦めずに闘っていた。
ダニエル、27日から始まるUSオープンでは1回戦でオーストラリアのA・デ ミナー(43位)と戦う。US OPENドローPDF
準決勝の様子
メドべデフは今年1月のATP250シドニー国際でツアー初優勝を飾っている。ロシア期待の22歳。ATP1000シンシナティの2回戦では西岡良仁を4-6, 7-6(1), 6-2で破っている。
第1セット
メドべデフのサーブ、パスを抜かれるなど、40-30。
18回のラリー、ダニエルのボールは惜しくもロング、キープされ0-5。
第6ゲーム、15-40と2本のセットポイントを握られが、デュースに持ち込む。
デュース後にドロップ・ショットを決め1ゲーム、キープする。
大きな拍手が。
第7ゲーム、メドベデフのサービング・フォ・ザ・セット、ラブでキープされて第1セットを1-6で落とした。
第2セット
第1ゲーム、30-40とブレーク・ポイントを握られたが、キープ。
第3ゲーム、40-15からブレーク・ポイントを握られる。
デュース後にダウン、1-2。
30-30 サービス・エース級2本決められキープを許す、1-3。
1-3、ダニエルのサーブ、15-40から粘るが30-40で痛いダブルフォルト、1-4。
1-5、0-40とマッチポイントを握られるがデュースに持ち込む。
2度目のデュースで4度目のマッチポイントを決められてしまい、残念ながら決勝進出はならなかった。
ダニエル太郎クエリーに逆転勝ち!
8月22日、2回戦で第9シードのサム・クエリー(アメリカ)と対戦した。
クエリーは今年2月にキャリアハイとなる世界ランク11位になっている。
第1セットは3-6で落とすが、第2セットを7-5で取り返す。ファイナル・セットでは4度のブレーク・ポイントを全てしのぎタイブレークに持ち込み逆転勝ちした。
そして同じ日に行われた3回戦でD・コプファー(ドイツ)に7-6(4)、7-6(3)と、1日で2試合に勝利し8強になった。
準々決勝でも第14シードのN・ジャリ(チリ)に4-6, 6-2, 6-1の逆転勝ちだった。
ジャリは3回戦でマクラクラン勉のダブルス・パートナーの世界52位のJ・シュトルフ(ドイツ)をストレートで破って勝ち上がってきたが。
$778,070 ATP250
Winston-Salem, NC, U.S.A.
August 19 - 25 2018
優勝:$92,905(1100万円)
準優勝:$52,895(600万円)
ベスト4:$30,530(340万円)
ダニエル太郎、杉田祐一 参戦
シングルスドローnet版
シングルスドローPDF称
マクラクラン勉/シュトルフ組1回戦負け
ダブルスドロー
記事塚越亘、塚越景子 photo Winston-Salem Open