米国ニューヨークで開催される全米オープン(ハードコート)。1日、男子シングルス1回戦が行われ、予選を突破し出場の世界ランク128位西岡良仁(19歳、ヨネックス)は元世界12位ポール=アンリ・マチュー(フランス)と対戦し6-4、2-6、6-7、6-1、6-2で勝利し2回戦進出を果たした。
西岡良仁(19歳、ヨネックス)は4大大会初勝利。予選決勝では世界ランク109位のカイル・エドモンド(英国)と対戦し6-2、0-6、7-5で勝利し、2年連続で本戦出場を果たしていた。2回戦では第30シードのトマス・ベルッチ(ブラジル)と対戦する。
コーチの高田充は「第3セットタイブレーク6-3、7-6と4本のセットポイントを取りきれず逆転で落としたが、第4セットの立ち上がりが良く一気にリード。ファイナルセットは完全に動きの落ちた相手に対して冷静なプレーで勝利を決めた」とコメントしている。
また女子シングルス1回戦では世界ランク82位の奈良くるみ(23歳、安藤証券)が第27シードのアリーゼ・コルネ(フランス)と対戦し2-6、6-4、6-4で勝利し、3年連続の2回戦進出を果たした。また日比万葉(フリー)は敗退した。
記事:長嶋秀和
写真:テニスコーチ高田充オフィシャルブログ