テニスビデオの見方

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ここ最近異常な程テニスのビデオを見ている。9月、10月はアジアツアーをとてもタイミング良く生で実際の試合を見られた。又、シンガポール、タイでは4大大会があるとずーと放送をしている。日本でもWowowやGaoraがメジャーになってきているので見る機会が増えたと思うが海外にはかなわないであろう。以前にタイのナイトクラブでも何十台あるテレビすべてUSオープンがやっていた。ATP、WTA、ITFも頑張っている

テニスはライブで見れるにこしたことはないが、テレビだけでしか見られない利点もある。両選手の顔やプレーの比較。なによりもポジションを客観的にみられるのは、自分にシュミレートしてこの状況の時何処に立たないと行けないのか、このエリアに打てば相手をもっと走らす事ができるなど。またテクニックの確認や戦術のセットプレーなどもリプレイで確認できるので自分のプレーに反映することができる。

19歳の時初めてチャレンジャーの予選に出場する時に2週間空いたのでエクアドルの日本人ファミリーにお世話になった。日本から来たお客さんという事で色々なファミリーが招待してくれた。招待してくれるのは勿論ありがたいのだが、どのファミリーも僕がテニスプレーヤーという事で、決まってゴメスがフレンチオープンを優勝した決勝戦のビデオを見せてくれたのである。しかしさすがに1週間でゴメスを4回見るのはつらい。でもあまりにも自国の選手が優勝し待ってましたと言わんばかりにビデオを出されてしまっては、当時19歳の僕でも空気をよんで決勝戦をすべて見なくてはならない事ぐらいはわかる。そのおかげでクレーコートでのポジショニングを学ぶ事ができ、初めてのチャレンジャーで予選を上がれたのである。

話がずれてしまったが、アジアでは同じ試合を何度も見なくていい、そんな恵まれた環境にあるのだが、彩さんが毎回4大大会を録画してくれているのでまとめ見が出来るのである。圧縮技術が進み、変換ソフトが簡単に手に入り、MacやiPad, iPhoneという素晴らしいデバイスができいつでも見られる時代になった。今はトレッドミルで走りながら大事なところはiPhoneのアプリEvernoteで音声録音してメモをとっている。異常な世界である。

編集用に変換したビデオは写真のオレンジのハードディスクに入れているのだけど、500GBが既にいっぱいになってしまった。ちなみに黒は1TB。異常な程、簡単にテニスが見られる時代になったと言う方が正しいかもしれない。


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