アナログの本では躊躇せず直接書き込んでしまう事が情報の整理もしやすく検索もしやすい事がわかった。
調べてみると齋藤孝先生が「三色ボールペン情報活用術」というの著書を出されているのでさっそくアマゾンでオーダーをしてみた。その様なハウツーを聞けるのは大変楽しみだが、本が来る前にテクニカル的にどうにかデジタル本でも出来ないか模索して見ることにした。
まずi文庫HDは書き込むことが出来ない。しおりの中にタイプは出来るが前回お伝えしたように読書のリズムを崩す。以前にブックリーダーとしてではないが、PDFビューワーとしてiAnnotate PDFを使った事があるのだが、i文庫HDの見開き表示とページめくり時のアニメーションに惹かれそれ以来使用していなかった。
今回書き込み作業ができるという事でiAnnotate PDFを再度使って見ることにした。アップデートもされていて大分使いよくなっているが先にデメリットを挙げると見開き表示が出来ないアニメーションページめくりはない右開き、もしくは縦しかない3点が挙げられる。
ページめくりは実質使っていなかったので、2点だけ我慢をする事に。反対に我慢してまでも使うメリットがかなり大きい下記の通り。
1.まず線を直接書き込める
書き込んだ線だけを検索する事ができる 直線、手書き文字も記入可
2.フォルダから直接呼び出せるi文庫HDは本棚に移動しなければならない
3.iTune経由でフォルダ事転送する事が出来る
iTunes の USB ファイル転送機能は、ファイルしか転送できないのでかなり不便だが、フォルダごと転送するには、フォルダに拡張子 .pkg をつけてパッケージファイルにするとそのまま転送が出来る。i文庫HDは転送後再度.pkgを消さないといけないがiAnnotate PDFはそのままフォルダを開ける
4.階層型フォルダを作成できる。
数十巻ある本は新しい本棚を作って分けていたが、同じジャンル内にシリーズとしてまとめておくことが出来る。
5.iAnnotate PDF内でもフォルダの移動がとても直感的に簡単。ドラッグアンドドロップでとても簡単
3,4,5が使ってて発見したi文庫HDにない使い勝手である。