引き続きレッドクレーの話。
以前(20年近く前になるのでしょうか、えっそんな前?)ギリシャサテライトのマスターズ決勝戦を終え、すぐに始まるスペインのサテライトに向かいました。1回戦の相手は900位ぐらいで、僕は第2シードの300位ぐらい。レッドクレーも折り込み済みで挑んだ試合も無残にスコ負けくらいました。
あまりのスコ負けさ加減に、その時自分に「なぜ?」という疑問を投げかけ、”スコ負け”の本質について冷静に知ろうとしました。ハードからクレーのトランジションがうまくいっていない。そしてショットというよりかは戦術面に問題があると。
戦術面に問題があるので、ショットにも問題がでてくる。例えばポジショニング。イレギラーに対応できてなく振り抜けていない。中途半端なボールが通じるはずがない。
ではどのようにして戦うか。「よし今より2メートル下がろう」と結論に達し、そこからある一定の法則をつかむことができました。そして2週目は決勝、3週目は準決勝まで行くことができ、あの屈強なクレーコーターに勝つことができました。
ちなみに2、3週目とも同じ選手に負けたのですが、どちらとも2ゲームしか取れずに激敗しました。さらに尋常じゃない法則でした。
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