「小さな変化」が「大きな変化」につながる。習慣化はものごとを劇的に傾かせる力となる

Habit

このallout beat 2016を通して改めて習慣化の大切さを実感しています。

僕自身のテニスのキャリアではあまり成功している部類には入りませんが、ある程度成績を残せたのはこの自然と行った習慣化の影響がとても大きいのではないかと思いました。

そして意思の弱い僕を強制的に習慣にこぎつけてくれたのは父親のおかげです。

僕はテニス始めた小学校二年生から中学二年生まで父親と二人で練習をしていました。決して特別な練習をしていません。父親は軟式上がりでラリーなどできないので球出しの毎日でした。毎日球出しを何千球打つことの繰り返し。当然と飽きてくるのでアングルショット打ったり、スライス打ったり、トップスピンロブを打ったり、ドロップショットしたりと。

情報が進む今ではこういう練習法はないだろうなと思いますが、それでも僕の父親は今の時代にもマッチするとても重要なことを僕に与えてくれました。それは

「毎日やる環境(毎日やる習慣作り)」を与えてくれたことです。

雪降っているから、クラブが休みだから、試合後だから、クリスマスだから、お正月だから、そんなこと関係なく毎日の環境を与えてくれました。

贅沢きわまりない話になりますが、小学校一年生まで、毎年冬休みに行っていたハワイ旅行も、夏休みに長期滞在していたのパン・パシフィックホテルも、テニス始めて、毎日テニスができなくなるということで突然に「無」となりました。

ちなみに冬休みはハワイから、父親と二人で九十九里浜の東天紅になり、イヤでイヤでしょうがなかったのを今でも覚えていますが、お年玉を集中的にもらえるという利点がありました。

夏は品川ではなく、八王子ファミリー、北野アートなどの関東サーキットだけでは物足りなく東海や関西までの遠征。

少し大袈裟でしたが、練習に関してこの小さなな積み重ねが大きな差となったことは間違いありません。なぜかというとそれ以外に特別なことはしていないのですから。

父親のこの異常なほどのコミットメントがジュニア時代の僕を支えてくれていたのだと思っています。

20年以上たち(あれっもっと?)今ではより科学的なアプローチに近づいてきています。

今回のキャンプではどのようにしたら毎日行えるか、その為には習慣化にするという「技術」を約2週間を通して伝えていきました。一度習慣になってしまえば、「継続するために頑張る」という感覚がなくなり、楽に続けることができます。

オンコートの一部は伝わったと思っていますが、まだまだ伝わきらない部分もあります。こちらも来年の課題にしたいと思います。

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