五輪エンブレム　問題

五輪エンブレムが決定したようですね。

 

賛否両論あると思いますが、小学校の教室で起きるような問題と同じように思えて仕方ありません。

 

佐野氏の作品と、他の国の似ていると騒がれている作品を比較して、小さい子供であれば、きっと、どっちがどちらなのかわからなくなってしまうくらい似ています。

 

それを、永井氏が修正をして丸の位置をずらしたから、あれは、違うものだ！と述べているらしいのですが、小さい子供からすれば、どこをどう動かしたか分からないレベルに過ぎません。

 

佐野氏、永井氏がどのような気持ちでこの作品を作成したかは本人しかわかりませんが、日本の伝統、日本人魂、日本代表選手達のエネルギーを感じ、エネルギッシュ溢れる日本独自のエンブレムとは、ほど遠い作品のように思います。

 

涙を流して東京開催を喜んだ感動、感謝の裏側で、それらを利用し利益や打算の力が上回り、本来あるべき姿がどこか忘れられているのではないでしょうか！？

 

新国立競技場しかり、日本国を動かしている人間のレベルを疑い、とても残念な気持ちになるのは、僕だけでしょうか！

 

先週、グランドスラムチャンピオンコーチであるカルロス・マルチネス氏と一緒だったときに、彼が言った一言｢日本のジュニア達は、本当に素晴らしい。磨けば輝く原石がたくさんだ！｣

 

さらに、｢日本のテニスをなんとかしなければならない！｣とも付け加えて言っていました。

 

この言葉がとても印象的で世界のトップを知り尽くしているカルロス氏から、日本ジュニア素晴らしい！と言ってもらえた事は、本当にうれしいことでしたが、その半目、僕が知る限り、この十数年前からこのカルロスがいう原石がただの石ころのままになっていると感じています。

 

これは、誰のせい、誰かの責任では、ないと思いますが、僕の中では、今回の五輪エンブレム問題、新国立競技場新問題につながってしまいます。

 

言うのは簡単！わかっているだけでもダメ！一人一人が自覚をもって本物になれば、腐ったものは、臭くて汚いと判断しておのずと本質的な未来になって行く事でしょう！

 

みんなで腐ったみかんは、捨てていきましょう！！