昨日行われた、全国室内ジュニア関東大会に出場した頼と佳奈は、頼が本戦・コンソレ共に1回戦で敗退し、佳奈が1回戦をファイナル7-6で勝利。2回戦で敗退してしまいました。
2人とも最近練習でも取り組む姿勢が変わってきたように、昨日の試合では良い意味で今までと少し違ったプレーを見ることが出来ました。
まず長い間課題だった試合で自分を表現することが出来ていました。
まだ本人達が完全に自信を身につけているわけではないのでところどころペースが乱れ、今回は良いリズムに乗り切れないところはありましたが、今のテニスに対する姿勢を崩すことなく頑張って行くことが出来れば良い結果も期待できそうです。
2人とも長いトンネルを自分の力で脱出しつつあるのでもうひと頑張り!
チャンスで勝ち切れるためにしなくてはならない事を具体的に理解してトライ出来るようになったことが(まだ結果は出ていませんが)今大会での大きな収穫です。
番外編
頼の1回戦の相手(高野君)は片腕がありませんでした。が、はじめその事に気がつかないくらいFストロークに威力があり、本人もそのハンディーを気にもせず必死になってポールを追う姿がとても印象的でした。
その日、3時間しか睡眠が取れていなかった事が原因だったのでしょうか、その姿がどうしても目に入ってきてしまって、もちろん頼の応援をしているのですが、目が霞んでしまって試合が見れなくなくなってしまうほど感情が溢れ出てしまった自分がいました。
やばい!やばい!と自分を取り戻して、きっと高野君だけではなく頼の必死さもプラスされバブル攻撃状態だったのだと思います。
あの攻撃には本当に参りましたが、スポーツの原点としてとても良いものを見せてもらったように思います。
そして、今日は早朝白子から成田に移動し、今は今週から始まるITFトーナメントのためフィリピンに無事到着しました。