今日は、アカデミー生の卒業式を行いました。
卒業したのは、内山真由美と荻原健太です。
2人を贈るために20名のアカデミー生が集まり、ダブルスチーム対抗戦を行いました。
その後、アカデミー生1人1人が卒業生の真由美と健太に贈る言葉を話した後、それに対して真由美と健太がアカデミー生達・コーチスタッフらに感謝の気持ちを述べました。
それぞれのコメントの中に素晴らしい成長ぶりが見えて、卒業してしまう寂しさよりも
むしろ嬉しい気持ちで一杯です。
我々の想像以上にお互いの事を意識して見ている事、コーチの細かい気配りなどにも敏感に反応し、自分が一番テニスを通して伝えて行きたいと思っている事などがしっかり伝わりはじめている事がなによりです。
健太が、はじめてアカデミーに入って来たときはモジモジしていてトレーニング・練習にも全くついてこれずじまいでしたが、ガッツを出す気持ちが成長し、トレーニング・練習にも余裕でついて行けるようになりました。心の成長がなによりです。
真由美は、はじめからモチベーションが高く明るい性格でしたが、その分、アップダウンが激しく見えてしまう事が多かったです。その時は、いつも感情的になって自分をコントロール出来なくなっていましたが、今はそんな自分と向き合ってまわりが見えるようになった事は成長のなにものでもありません。
真由美は、この本(やさしい基本ダブルス)のモデルも務めてくれました。
一番印象的だったことは、同じアカデミー生で真由美が1ゲームも取れなかった仲間がいたのですが、その彼女を倒し、インターハイ山梨県大会で優勝し、まるで気が狂ってしまったかのようにコートの周りを飛び回っていた真由美の姿に胸を打たれた事を思い出します。
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アカデミーが出来て7年。
日々いろんな事がありますが、アカデミー生の成長と共にスタッフも成長し、そして、他のだれよりも自分自身が多くの事を学び、勉強させてもらっている事に感謝です。
真由美と健太のこれからの活躍にエールを送りたいと思います。
頑張れ!!