見ての通り、パリの中心に「そびえ立つTOUR EIFFEL」です。
本日は、RG参加選手の中で、どの選手よりも早い「早朝練習」を行いました。会場内は、ごみの収集や清掃、販売商品の展示などをしている中で、コート予約時間以前から練習を開始。今日のRGはマッチ数が多く、練習が30分程度しか取れないということで、前日の予約時点では、16:00から30分間だけの練習の予定でした。
小生は、国枝選手のペースを考慮して、何も言わずに30分だけの練習に了承しましたが・・・15分後、計画変更の連絡が国枝選手から入りました。
「コーチ、明日の練習は早朝からやりましょう!」小生が口に出せなかった一言が、本人から出てきました。
小生は、「いつも早朝にやっているのに・・・」と思いながら口には出さなかったのですが、本人から言い出せばこちらのもの(笑)
なんと、1時間30分も練習ができました。
やはり、世界No1たる所以は、この「あたり前のことが当たり前にできる!」ところがNo1の証しなのでしょうね。
小生は、グランドスラムを見続けて6年目、いつも感じることは「才能だけで勝てる日本人はいない」と思います。どこにいても、一つ一つコツコツとやっていく直向きさと努力が彼の支えとなり、世界を相手に「そびえ立っている」理由だと思います。
「スポーツは筋書きの無いドラマ」という言葉を耳にします。小生は、筋書きを作り、筋書き通りにするために「覚悟を決め」、「努力を極める」ことで、筋書き通りになると思っています。
その為の「研究」と「研究に裏付けされる練習」。
これが日本人が世界と戦うための唯一の方法であると思っています。
夕方からは「チャンピオンズディナー」に出席します。
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コメント
コーチと国枝選手は まさに啐啄の機の出逢いをなっさたのですね。深いお話です。黙・・・ 黙っていたほうが伝わるって 思わず笑っちゃいました。
tega-no-himeさん いつもありがとうございます。黙っていても伝わる・・・日本人の良いところでもあり、悪いところでもあります。その場に応じた対応を心掛けていきたいと思っています。