オルソン選手との対戦
奮闘する国枝選手
本日の1Rの結果は、60・46・61で国枝選手がスウェーデンのステファン・オルソン選手に勝ちました。
今日の試合は一言で感想が言えます。
「甘い!」
特に2ndSetは、「最悪の極致」で、「一人相撲」・「クロス少ない」・「ボール浅い」etc
試合の後、今日の試合で残ったものは?と小生の質問に対して、「何も残らない・・・本当につまらない試合をした・・・」の回答でした。久しぶりに聞いた言葉でした。
「賭け事の勝負」と「試合の勝負」は違うと思います。やってみなければわからない勝負が賭け事の勝負。99.9%成功するということを確実に実行することが試合の勝負。
小生の選手に対するアドバイスは、いつでも「簡単な基本」。テニスは「速さ」よりも「深さ」を求めます。「ダウンザライン」の前に「クロス」を求めます。今日の試合前に国枝選手に伝えたものは、「深さ」・「クロス」・「コントロール」これがアドバイスでした。
今日の試合は、ここがキーでした。
しかし、3Set目に入ったところで、国枝選手が試合中口ずさんでいた言葉は「深く」でした。この言葉が聞こえたときに、ハッキリ言ってもう大丈夫だと思いました。この辺の切り替えはやはり、国枝選手が国枝選手である神業たるべきものでしょう。
「No1」を互いに目指した時に、胸に感じていた「初志を貫く姿勢」を、いつまでも忘れないように、本当の意味で強い人間になれるよう努力していきたいと思います。
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コメント
おはようございます! 「深さ」「クロス」「コントロール」これは私たちも言われてます。分かりました!丸山コーチのレッスンだと思って それではレッスン行ってきます!
いつも拝見させて頂いています。初の書き込みかな?
本当に良い文章を書きますね。コーチと選手の信頼関係が
目に浮かびます。WOWOWで慎吾も少し放映されています。
飯塚では少ししかお話出来ませんでしたが言葉に「重み」を
感じています。優勝報告楽しみに待っています!