TTCのジュニアプログラムでは、毎年9月・1月・4月の3回、選手&父母&コーチが集い、ミーティングを行います。
ジュニア育成においては、この3つの関係のバランスが良く取れていることが、数あるキーの中の1つであります。
その3回のミーティングのうち、1月のミーティングは、気分的に重いものがあります。
それは、高校3年生のジュニア達の「ジュニアプログラム卒業式」でもあるからです。
特に、今年の3年生は、10年近く共に過ごしてきた選手達なのです。
10年という月日の流れは、オンライン上では色々大変な事ばかりで、長い時間と感じますが、いざ振り返ると、あっという間の出来事です。
あんなに小さかった、子供達も立派な大人となって巣立つわけですから・・・
終わってみれば、卒業時点で、全員「全日本クラス」。
当時を振り返れば、私はテニス指導たるものの哲学もないまま、したがって何も分からない中、無茶苦茶な練習をしていたと思います。今では考えられません。
また、そのような状態の中で、子供達も良くついてきてくれたと思います(笑)
今年の卒業生は、私にとって特別の存在です。この子供達がいなければ、今の私は存在しません。いわば、私の歴史でもあります。
最近では、インターハイ、全国中学、全国選抜、全日本シ゛ュニア、中牟田、RSK・・・など、多くのタイトリストが出てきたのも、この子供達のお陰です。
いわば、TTCのジュニアプログラムが大きくなれたのは、この子達のお陰です。
個人的には、2009年に今の役職について、4ヶ年計画を立てました。
「2012年度の勝負の年」
今年の「根の張り方や張らせ方」しだいで、来年はどうにでもなります。素晴らしい2012年が訪れるように、今年は土に潜って元気な根っこを張ろうと思います。
最後に、卒業生へ・・・
過去を振り返れば、色々な事がありました。今があるのは皆さんのお陰です。心から「ありがとう」を送ります。
と同時に、皆さんは、今後どうして行くかが、大切だと思います。
10年も同じことをやり続けることができる「才能」は、皆さんにとって本当に力となることでしょう。
本当に、おめでとう!