ロンドン6

こちらにきてから、国枝選手に対して1日3分で良いから、今大会のテニスコートで試合をしている「イメージトレーニング」を行ってくださいと伝えました。

今の立場は「まな板の上の鯉」状態であり、今さら何かが大きく変化することは、大きなウエイトを占めるものではないと思います。

それであれば、高いモチベーションを保つために、イメージトレーニングをして、とにかくプレイしたいという状況を作り上げることが、「ゲームイマジネーション」や「ゲームインテリジェンス」の質を高めることに繋がっていくと思います。

但し、イメージトレーニングの落とし穴は、イメージがあまりに鮮明すぎて、不安をあおるような内容のイメージをしてしまうことが、返って逆効果になってしまい、マイナスイメージを作ってしまうことがあるらしいのです。

大切な試合の前になって、「失敗のイメージ」をしてしまうことは、どんなレベルの選手でも起こりうることだと思いますし、若手もベテランも大きな差はないと思います。

自信を持つための「完璧」な裏づけなどあり得ないので、誰でも「不安」に陥ってしまうことは当然のことだと思います。

それでも、良いイメージを持ち続け「自分の内面にある力を信じ抜くこと」が、大きな成功を引き出していく一つの要素だと思います。


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