本日は、シングルス&ダブルスのSFが行われました。
シングルス
Michael Jeremiasz(FRA)75・75 で勝利
ダブルス
Michael Jeremiasz(FRA)&Maikel Scheffers (NED) 62・06・46 で敗退
以上の結果でした。
ダブルスは惜しくも決勝に進出することができず、「年間グランドスラム」を逃しましたが、シングルス5連覇を目指して気持ちを切り替えます。
プロとアマの違いの一つの要素に、「気持ちの切り替えのスピード」があると言われています。
今日のダブルス終了後、ロッカーまでのできごとを紹介します。
慎吾:「コーチ・・・ごめん・・・」
小生:「何が?まずは、お疲れ様だな。長い1日だったな・・・」
慎吾:「何がマズかった?」
小生:「色々あるけど・・・(私が1つアドバイスし忘れことを謝罪した後、ある程度試合後のアドバイスを行う)」
慎吾:「明日それを練習して、シングルスに生かすよ!」
小生:「ちゃんと練習して明後日に備えておこう!」
慎吾:「シャワー入って、飯食って、早く帰って寝よう!」
小生:「そうだな。」
ものの3分ぐらいの出来事です。
これは、全日程終了しておらず、シングルスは決勝進出しているなどの、前提条件がありますが、この切り替えのスピードがプロフェッショナルなのです。
勿論、彼の頭の中は色々なことが渦をまいていることでしょう。決して全てを吹っ切ったわけではないと思います。
しかし、いつまでも終わったことを愚だ愚だいっているよりは、「これからどうする?」ということを、きちんと明確にして、颯爽としていた方が
「負の連鎖」
に陥らないということを彼は心得ているのです。
「単純で簡単なことを、すぐさま実行できる力」
これが「世界レベルの凄さ・・・メンタルの力」なのです。