8月15日(水)、アメリカ、オハイオ州、シンシナティで行われているATPマスターズシリーズ Western & Southern Open。
錦織圭の2回戦が行われ、錦織は苦戦するがアメリカの J. ブレイク を 2-6 6-4 6-4 と逆転勝利、16強となった。
錦織、第1セットは先にブレーク・チャンスを掴むがそれを生かせずに逆にブレークされる。
セットポイントはダブルフォルトの嫌な落としかただった。
第2セットも0-2と先にブレークされる展開だったが逆転する。
ファイナル・セットは先にブレークするもののブレーク・バックを許すなどの苦戦。
錦織の取ったポイント総数は73、それに対してブレイクは79。
錦織は6ポイント少なかい総得点数だったが見事に勝利を飾った。
ベスト8入りをかけた3回戦はナイト・マッチで行われるフェレール対ワウリンカの勝者と対戦する。
<シングルス2回戦>
◎14)錦織圭 2-6 6-4 6-4 ●J. Blake(USA)
J. ブレイク は32歳、現ランキングは106位だが、2006年には4位になったプレイヤー。
錦織とブレイクの対戦成績は錦織の2勝1敗
2008年錦織がATPデルレイビーチでツアー初優勝を飾った時の決勝の対戦相手だ。
現地 14時40分
ブレイクのサーブで始まる。
錦織はブレーク・ポイントを握るが、サービス・エースなどでブレイクがキープ。
2-2、ブレイクのサーブの第5ゲームで30-40とブレーク・ポイントがあったが、
ブレイクはナイス・サーブなどで2度のジュースの末にキープする。
2-3、錦織サーブ、ジュース後にブレーク・ポイントを握られる。
2度目のジュース、の末に錦織サーブを落とす。(錦織2-4)
ブレイクはラブでキープ、5-2。
錦織サーブ、2-5、0-40、から痛いダブルフォルト。
第1セットを2-6で失う。
第2セット
勢いの出てきたブレイクはラブでキープする。
錦織、30-40からサーブを落とす。(錦織0-2)
第3ゲーム、ブレイクのサーブ、30-40、錦織はすぐにブレークに成功。(錦織1-2)
続くサーブを15でキープ、2-2と追いついた。
4-4、ブレイクのサーブ、ブレイクはここで連続ダブルフォルトで0-40、
錦織はブレークに成功し、5-4とリード。
錦織5-4、40-30のセットポイントを生かし第2セットを6-4で取り返した。
試合時間は1時間、早い展開のゲームだ。
ファイナル・セット
ブレイクは最初のゲームをラブでキープする。
錦織は30でキープ、1-1。
2-2、ブレイクのサーブ、15-30、サービス・エースで30-30、
錦織は30-40のブレーク・ポイントをブレーク、3-2とリードする。
せっかくブレークし3-2とした錦織だったが、ラブでブレーク・バックされる。3-3
第7ゲーム、錦織は30でブレーク、4-3とまたまたリードした。
錦織、しっかりと今度は次のゲームを15でキープ、5-3とする。
5-4、錦織のサービィング・フォア・ザ・マッチ、30-0から40-15とマッチ・ポイント!
1時間37分で錦織は勝利、3回戦へと勝ち進んだ。
錦織のとったポイントは73。
対するブレイクの取ったポイント総数は79。
6ポイント少なかったが勝者は錦織圭。
苦戦しながらも勝利を掴む頼もしい錦織圭だ。
錦織、3回戦ではロンドン・オリンピック3回戦で対戦勝利した フェレール あるいは ワウリンカと対戦する事になる。
対戦成績 錦織圭 2-1 フェレール
対戦成績 錦織圭 0-1 ワウリンカ
男子シングルス・ドロー
オーダー・オブ・プレー
現地時刻(時差はNYと同じ-13時間)
大会データー:
Western & Southern Open
$3,500,000 ATP Masters 1000 Western & Southern Open
Lindner Family Tennis Center シンシナティー、アメリカ
56ドロー
期間 8/12 - 8/19, 2012
ATP、WTA男女共催のビッグ大会
男子は怪我で休養中のナダル以外のフェデラー、ジョコビッチ、マレーなどほとんどのトッププレイヤーが出場。
女子ではクルム伊達公子が予選から挑戦したが、残念ながら敗れた。
オーダー・オブ・プレー
現地時刻(時差-13時間)
ライブスコア
<シングルス1回戦>
◎14)錦織圭 6-1 6-2 ●M. Granollers (ESP)
男子シングルス・ドロー
男子ダブルス・ドロー
女子本戦ドロー
女子予選ドロー
錦織 圭 ブログ
錦織 圭 データー 1989年12月29日生まれ 22歳
(記事 テニスジャパン 塚越 亘)