28日、マレーシアのクアラルンプールで行われている、マレーシア・オープンの男子シングルス準々決勝で、世界ランク17位で第3シードの錦織圭(22歳)は、同44位のニコライ・ダビデンコ(31歳、ロシア)と対戦した。錦織が第1セットを6-4でセットアップした時点で、ダビデンコが途中棄権をし、勝利した。
ロンドンオリンピックの2回戦で対戦したときは、錦織が第1セットを奪われるも、そのあと2セットを連取し、ダビデンコを下した。そのときの雪辱を晴らすために、ダビデンコも勝負をかけてきた第1セット、錦織はサーブも安定、ファーストサーブの確率は71%と高い数字をたたき出した。
しかし、過去最高ランキング3位のダビデンコは、錦織に食らいついて競った展開になった。ただ、ダビデンコはダブルフォールを3回だし、悪いリズムでを払拭できずに、このセットを錦織が6-4で奪う。そこで、ダビデンコが途中棄権し、錦織が勝利しベスト4入りを果たした。
マレーシア・オープン
シングルス
準々決勝
○錦織圭 6-4 Ret`d ニコライ・ダビデンコ(ロシア)
2回戦
○錦織圭 7-6(5) 6-2 6-1 ●アルベルト・ラモス(スペイン)