2日、東京・有明コロシアムおよび有明テニスの森公園で開催されている、楽天ジャパン・オープンのシングルス1回戦で、世界ランク17位で第8シードの錦織圭(22歳)は、同55位の添田豪(28歳)と対戦し、4-6、6-2、6-3の逆転勝利を収めて、2回戦に進出した。

錦織と添田は今年の7月に行われた、アトランタ選手権の準々決勝で対戦し、そのときは添田がストレート勝ちを収めている。

第1セットは互いにブレークのし合いで、添田5-4で迎えた錦織のサービスゲームの第10ゲームをブレークし、添田が奪う。第2セットに入ると、錦織がファーストサーブの確率を71%に上げて、添田のリターンからの攻撃を抑え、6-2で錦織が取り返し、セットカウントを1-1にした。

ファイナルセットに入って、互い譲らぬ展開は続くが、添田のファーストサーブが不安定になり、このセット、錦織から4本のサービスエースを奪うも、確率は38%まで落ちて、先に添田がブレークを許してしまう。

錦織4-3で迎えた錦織サービスの第8ゲーム、添田は15-40とブレークチャンスを迎えるが、あと1本が奪えず、錦織がキープ。直後の第9ゲーム、錦織がマッチポイントをしっかりと決めて、勝利を手にした。

なお、錦織は2回戦で、同125位のトミー・ロブレド(30歳、スペイン)で対戦する。

楽天オープン・テニス

シングルス
1回戦
錦織圭 4-6 6-2 6-3 ●添田豪