4日、東京・有明コロシアムおよび有明テニスの森公園で開催している、楽天ジャパンオープンで世界ランク17位で第8シードの錦織圭(22歳)は、同125位のトミー・ロブレド(30歳、スペイン)と対戦し、5-7、6-1、6-0のスコアで勝利し、ベスト8入りを果たした。
ロブレドは元最高ランキング5位でストローク力には定評のある選手。錦織がどのように攻略していくかがポイントだった。
第1セットは、競った展開になり第10ゲームが終わった時点でゲームカウント5-5。しかし、錦織サービスの第11ゲームをデュースの末、錦織はブレークされ、続く第12ゲームをラブゲームでロブレドがキープして、錦織はこのセットを落としてしまう。
第2セットに入ると錦織は相手にブレークポイントを与えることなく、逆にロブレドサーブの第2、5ゲームをブレークし、6-1で錦織が取戻し、セットカウント1-1にした。
ファイナルセットに入っても、錦織の調子は落ちることなく、第1ゲームをブレークすると、すべてのショットがロブレドを上回り、最後はロブレドがリターンミスをし、6-0のスコアで逆転勝ちをした。
錦織の3回戦の相手は、同6位、第2シードのトマーシュ・ベルディハ(27歳、チェコ)とベスト4をかけて戦う。
楽天ジャパン・オープン
シングルス
2回戦