5日、東京・有明コロシアムおよび有明テニスの森公園で行われている、楽天ジャパン・オープンの男子シングルス準々決勝で、世界ランク17で第8シードの錦織圭(22歳)は、同ランク6位で第2シードのトマーシュ・ベルディハ(27歳、チェコ)を、7-5、6-4で下し、準決勝進出を果たした。
第1セット、錦織が4-2とリードした、ベルディハサービスの第7ゲーム、錦織がリードを広げる絶好のブレークポイントを握るが奪えず、ここからベルディハに追いつかれる展開になった。しかし、第11ゲームをブレークした錦織は、第12ゲームキープして、第1セットを先取する。
第2セットに入っても、錦織のショットはベルディハをストロークで揺さぶり、ポイントを重ねていく。そして、第10ゲーム、錦織のサービスゲーム40-0から放ったセカンドサーブに対し、ベルディハのリターンがアウトした瞬間、錦織圭の準決勝進出が決まった。
錦織は準決勝で、同46位のマルコス・バグダティス(27歳、キプロス)と対戦する。
楽天ジャパン・オープン
シングルス
準々決勝
○錦織圭[8] 7-5 6-4 ●トマーシュ・ベルディハ(チェコ)
[ ]内の数字はシード順位