8日、大阪の靱テニスセンターにて開催されている世界ツアー大会、HPジャパン女子オープン(ハードコート)は大会初日、女子シングルス1回戦とダブルス1回戦が行われた。
世界ランク103位のクルム伊達公子(42歳)は、同82位のデラクア・ケーシー(27歳、オーストラリア)と対戦し、3-6、6-3、4-6のフルセットの末敗退した。ケーシーの左腕から繰り出される高低差を使った多彩なストロークに食らいつき、フルセットまで健闘したが惜敗した。
試合後の会見でクルム伊達は「相手は崩れそうで崩れなかった。サービスゲームを苦労してキープしても、リターンゲームで、リターンを返したあとの展開が作りづらかった。客観的に見て相手が上手かった」と試合を振り返った。
クルム伊達は今大会、ダブルスを残しており、注目の1回戦は、9日、センターコートの第4試合に行われる。
また同67位の森田あゆみ(22歳)は、同80位のハンプトン・ジェイミー(22歳、米国)と対戦したが、3-6、2-6でストレート敗退した。試合後の会見で森田は「正直プレーを見たことない選手だったのですが、良い選手だと思った。ダウンザラインをまったくケアしていないときに打ちこまれたりした」と述べた。
写真は、HPオープン1回戦で惜敗したクルム伊達公子
クルム伊達、HPオープンダブルス初戦の見どころはこちら
http://www.kimiko-date.com/tourreports/hpopen121009/
HPオープン
シングルス
1回戦
○デラクア・ケーシー(オーストラリア) 6-3 3-6 6-4 ●クルム伊達公子
○ハンプトン・ジェイミー(22歳、米国) 6-3 6-2 ●森田あゆみ