9日、大阪の靱テニスセンターにて開催されている世界ツアー大会、HPジャパン女子オープン(ハードコート)の大会2日目、女子シングルス1回戦が行われた。
世界ランク155位の奈良くるみ(20歳)は、予選を勝ち上がってきた同228位のYi-Miao ZHOU(21歳、中国)と対戦し、5-7、4-6のストレートで敗退した。試合時間は1時間46分。
奈良は76パーセントの高確率でファーストサービスを成功させ、そのうち58パーセントをポイントに結びつけたが、セカンドサービスになった際のポイント取得率は25パーセントとZHOUのセカンドサービス時のポイント取得率の46パーセントを大きく下回った。
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試合後の会見で奈良は「相手は小学校から知っている選手で負けたのはおそらく今日がはじめて。8月に北京で戦ったときは粘り強いという印象しかなかったが、今日は自分から早めにダウンザラインに打ってきたり、展開が早かった。相手の良いプレーについていけなかった。東レから良い状態が続いていたので、本当に残念」と今日の試合を振り返った。[/column]
大会3日目となる水曜日は、昨年度の全米オープンの覇者サマンサ・ストーサーがセンターコートの第2試合に登場する。また、日本勢のシングルスで唯一初戦を突破した土居美咲の2回戦はセンターコートの第3試合に行われる。
これでシングルスに残っている日本勢は土居美咲(21歳)のみとなった。
写真は、HPオープン1回戦で敗退した奈良くるみ
HPオープン
シングルス
1回戦
●奈良くるみ 7-5 6-4 ○Yi-Miao ZHOU(中国)