豊田市で行われている ダンロップワールドチャレンジ、 クルム伊達公子が決勝に進出した。

クルム伊達は決勝で20歳年下の S. VOEGELE(SUI) と対戦する。
同時開催の男子チャレンジャーでは守屋宏紀が杉田祐一を破り決勝に進出している。
1週間前の慶応チャレンジャーでは杉田祐一が守屋宏紀に勝っていたが。

<女子準決勝>
○4)クルム伊達公子 63 62 ●S.MURRAY(GBR)

「最後まで相手にリードを許す事なく勝ちきる事ができました。」

「決勝の対戦相手 Voegele(SUI)はサーブのコースの振り分けがうまい。
コースはTにはスピード、ワイドには短めに外に切れる、これに加えボディとこの3つをバランスよく使い分け、またトスからでは打ち分けがわかりづらい。
ストロークはしつこいだけでなくベースラインからライジングとカンターをうまく打ちわけられる。
今週はこの速いサーフェイスの中でも順応できている。なんといってもサーブ力が大きいのでしょう。
このサービスをなんとか崩せればラリーの中でチャンスを作り出す事が出来そうなのですが。」

「決勝までいった試合はここのところ負けています。
決勝はもちろん勝ちきりたい気持ちいっぱいですが何よりも内容重視で闘いきりたいと思います。

そのためにも体がどこまで持つかが心配ですが泣いても笑っても1試合。
持っている力を出し切れる試合をしたいです。」
クルム伊達公子ブログより抜粋編集
クルム伊達公子 WTAデーター (エステティックTBC所属)1970年(昭45年)9月28日生まれ、42歳

ITF女子 $75,000+H Toyota
<決勝>
4)クルム伊達公子 vs 3)S. VOEGELE(SUI)
クルム伊達の対戦相手は22歳、116位(最高ランキング2010年3月63位)
二人の対戦成績は1勝1敗
今年10月下旬フランスで行われたITF5万ドル大会準々決勝ではクルム伊達が 6-2 4-6 4-6 で敗れている。

<準決勝>
○4)クルム伊達公子 63 62 ●S.MURRAY(GBR)

<準々決勝>
○4)クルム伊達公子 75 63 ●奈良くるみ

「(準々決勝の日)心配だった腰は朝起きたらピークを越えて少し和らいでいました。
アイシング、マッサージからフィイジオのケア、鍼とありとあらゆるケアをやった成果もあったようです。
曲げるのも怖いし痛いし。怪我する1歩手前状態な感じでしたが。」

「出だしこそくるみちゃんのミスにも助けられ、悪いスタートではなく、5-0にするゲームでブレイクできそうでできず4-1。
フォアーハンドで嫌な張りを感じてからは集中力を失いました。
どうしても痛みのある臀部に気がいってしまいプレーどころではなくなったところと重なって、くるみちゃんの動きも良くなって来て
ミスも減り出してました。」

「4-5となったところでメディカルを取りました。
動いているうちに張りがひどくなっていたので3分と限られた時間の中で軽くほぐしてもらいストレッチをやってコートへ戻りました。
サービスゲームをラブゲームでキープできて流れを止める事ができたのは大きかった。」

「くるみちゃんは岐阜のハードコートで戦ったときとはまた違った戦い方をしてきました。しかしそんなことも想定内。
いかにくるみちゃんのパターンを作らせないかくるみちゃんにとって何が心地よい攻めで嫌なパターンかをしっかりと頭に入れながら
ゲームメイクし続けました。」

「体はかなりキツイ状態には変わりはありません。
100%にはほど遠い中で戦わなければなりません。
さすがにごまかしももう効かないところまできています。
それでもやり方は必ず見つかるはず。」
クルム伊達公子ブログより抜粋編集

<2回戦>
○4)クルム伊達公子 63 62 ●江口実沙
○6)奈良くるみ 46 60 63 ●WONGTEANCHAI(タイ)
○S.MURRAY() 64 36 76(6) ●2)土居美咲
○7)A.BARTY(AUS) 61 60 ●波形純理
○LUANGNAM(タイ) 64 26 62 ●青山修子

<1回戦>
瀬間詠里花、瀬間友里加、大前綾希子、二宮真琴、澤柳璃子、宮村美紀、高雄恵利加、尾﨑里紗、田中真梨らが敗れた
女子ドロー

ATPチャレンジャー $35,000 +H

決勝進出の守屋宏紀 ATPランキング185位

<決勝>
5)守屋宏紀 vs M.PRZYSIEZNY(POL)

<準決勝>
○5)守屋宏紀 76(5) 62 ●1)杉田祐一

守屋宏紀ブログ
守屋宏紀 データー 北日本物産所属、1990年10月16日生れ、22歳
守屋宏紀ITFデーター

<準々決勝>
○1)杉田祐一 62 63 ●W)近藤大生
○5)守屋宏紀 76(4) 62 ●4)J.WANG(TPE)

<2回戦>
○1)杉田祐一 64 64 ●内山靖崇
○5)守屋宏紀 64 62 ●B.Mitchell(AUS)
○W)近藤大生 64 64 ●6)Ti Chen(台湾)
○M.Basic(ボスニア) 67(6) 63 75 ●松井俊英

<1回戦>
片山翔、仁木拓人、江原弘泰、鈴木貴男は1回戦で敗れた。
男子ドロー

大会オフィシャルhp:ダンロップワールドチャレンジ
全てのドロー
(テニスジャパン塚越亘 写真 鯉沼宣之 & 伊藤功巳 TennisJapan)