添田豪、伊藤竜馬、杉田祐一、守屋宏紀、内山靖崇、鈴木貴男と錦織圭以外の日本男子トッププレイヤーを集めたエキジビション・イベントが行われた。
その大会名は 「空旅.com HEAT JAPAN」
「世界で頑張っている日本の選手達を目の前で見て欲しい。身近に感じて欲しい。」と大会オーガナイザーの 増田健太郎(日本デ杯コーチ)。
観客席もコートレベルにあり、トッププレイヤーの迫力満点のボールのスピード、スピン、打撃音、そして息づかいなどが肌で感じる事ができる。
選手とその選手達をいつも応援してくれている人達の距離を縮めるアットホームなイベントが11月15、16日に行われた。
試合は4人によるリーグ(総当たり)戦、1セットマッチ。
その他にもダブルスそしてコーチやジュニア、スクール生が参加してプロと一緒にプレーするなど楽しいマッチが行われた。
当初は守屋宏紀が出場予定だったが怪我で、代わり杉田祐一が参加する。
<決勝>
杉田祐一 7-6(4) 添田豪
ブレーク同士でスタートした後は、キープが続く。
どちらも高速ショットで振り合い、わずかなチャンスでエースにしてポイントを取る。
杉田が競り勝ち見事に優勝を飾った。
<3位決定戦>
内山靖崇 7-5 鈴木貴男
首を痛めた伊藤竜馬に代わり内山靖崇が出場。
スペシャルゲストのクルム伊達公子から、
「(鈴木には)年齢をいいわけに疲れたというのは認めない!華麗なサーブ&ボレーを!
(内山には)もっと男らしいガッツポーズを!」と男性陣にゲキを送る。
鈴木はいいボレーを決めるたびに伊達に向かってアピール。
総当たり戦 成績
添田豪 2-1
杉田祐一 2-1
鈴木貴男 1-2
伊藤竜馬 1-2
15日(土)
伊藤竜馬 7-6 鈴木貴男
添田豪 6-3 杉田祐一
杉田祐一 6-4 鈴木貴男
添田豪 7-6 伊藤竜馬
16日(日)
杉田祐一 6-1 伊藤竜馬
鈴木貴男 7-6 添田豪
2試合を戦い1ゲームしかブレークされてないが、2敗の鈴木。
添田に対しサーブからネットプレーでキープしタイブレークへ持ち込む。
タイブレークではバックのストレートパスが鮮やかに決まり、世界60位から勝利をもぎ取った。
その他 エンターテイメント・ダブルスと名付けられた楽しいダブルスも行われた。
石井弥起/増田健太郎/vs鈴木貴男/内山靖崇
鈴木はウッドラケットを取りだしてプレー
増田コーチはそんなウッドのラケットには負けないと気合いを入れるがなんとダブルフォルト!でトホホとへこたれる!
内山もウッドラケットでトライ、なんとリターンエース!
最強の日本のダブルスペアーは?
日本デ杯で活躍した杉田祐一/伊藤竜馬のダブルスペアーなど色々な組み合わせのダブルス試合も行われた。
添田豪/内山靖崇組に対して凄いプレーでブレークに成功した杉田祐一/鈴木貴男組は
喜びのチェストバンプ!
大会名:空旅.com HEAT JAPAN
試合会場:MTSテニスアリーナ三鷹(東京都三鷹市)
開催日:11月15、16日
試合形式:ラウンドロビン(総当たり戦)
大会オーガナイザー:増田健太郎(日本デ杯コーチ)
(テニスジャパン 塚越亘 写真 伊藤功巳 鯉沼宣之 TennisJapan)