2013年シーズンの最初のトーナメント、ATPブルスベン・インターナショナル、単複ともに4強になった錦織圭だったが、残念な形でトーナメントを終えた。

前日の準々決勝、ドルゴポロフ戦、第2セットの途中で錦織は左膝の痛さを感じた。
痛さは夜に増し、試合当日は試合をしようかどうか?迷うほどの痛さになったと言う。
そのために準決勝のマレー戦は第2セット途中棄権。そしてダブルスも棄権した。

意外な結果で終わった試合だったが、錦織のマレーに対する攻めの姿勢は迫力があり凄かった。

「見てのとおり、ケイは多彩な攻撃力がある素晴らしいプレイヤーの一人だ。」
とマレーが試合後のコート上インタビューで語ったように、もしかしたらマレーを破るのではないか、と思わせるような戦いぶりだった。
その試合の様子を報告しよう。

<準決勝>
○1)A Murray(GBR) 64 2-0ret. ●5)錦織圭

錦織圭対マレーの対戦成績 は錦織から0勝2敗。錦織はまだセットを取った事もない。

マレーはトスに勝ったがレシーブを選ぶ。
錦織のサーブで始まる。
快調15でキープする。

マレーのサーブ、錦織のラッキーなネットインがあり15-40とブレーク・ポイントがいきなりきた。
マレーはサービス・エース!
しかし次のポイントをダブルフォルト!
錦織がいきなりブレークだ。

錦織サーブの第3ゲーム、バックがロングになるなど0-30。
せっかくブレークしたのにと心配しながら見ていたが、
ダウン・ザ・ラインを先に打つなど積極的な錦織のプレーで追いつく。

ドロップ・ショットも放った!
マレーの足は速い、追いつくがネット。

40-30のゲームポイントは錦織はサービス・エースでキープ、3-0とする。
驚く観客。

素晴らしい錦織の攻撃テニス
マレーもしぶとくプレーしているのだが錦織の展開の方が上回っている。

4-2、錦織のサーブ、積極的にネットにつくがバックのクロスパスを決められ30-40。
またネットにつくが、フォアのボレーをミス、錦織はサーブを落としてしまった。
先に攻めていた錦織だったのだが。

左右の凄い打ち合い、決まったか?と思われるボールをお互いに拾う。
その攻防に大きな拍手が。

第9ゲームのサーブを落とした錦織は4-6で第1セットを落とす。

ここでインジャリータイムを取る錦織、膝を治療しているようだ。
セットを取る勢いがあったのに?
ややたんぱくな攻めになってきたな?
と思っていたら、0-2となったところで
マレーに握手を求め、リタイヤ。

残念な結果になってしまったが、錦織の攻撃はマレーをたじたじとさせていた。

23歳をブリスベンで迎えた錦織圭は充実した良い顔をしていた。
テニスも昨年に比べたら段違いの安定感、強いプレーを見せていた。

もしかしたら優勝もあるのでは、と期待できる試合をしていただけに残念だ。
体調万全な時のマレー戦が見てみたい。

錦織はメルボルンに移動、1月9日(水曜日)からは:
クーヨン・クラシック
会場:クーヨンテニスクラブ
メルボルン現地時刻(時差は+2時間、日本の方が2時間遅れている)
1/09 – 1/12, 2013

錦織圭、デルポトロ、ベルデイッヒ、ティプサレビッチ、モナコ、ラオニッチ、ヒュイット、バグダディスなどのプレイヤーが出場。
出場予定選手
勝者だででなく、敗者復活戦もある、変則トーナメント形式。
一人最低3試合が予定されている。
(錦織は膝の怪我で全ての試合は無理かも?)

大会データー:
Brisbane International
$486,000 ATP Tour250
会場:Queensland Tennis Centre ブリスベン、オーストラリア
ブリスベン現地時刻(時差は+1時間、日本の方が1時間遅れている)
12/30,2012 – 1/06, 2013

<決勝>
○1)A Murray(GBR) 76(0) 64 ●G Dimitrov(BUL)
決勝に進出した G Dimitrov(BUL) は錦織のダブルスパトナー、
シングルスでは第2シードのラオニック、準々決勝では第7シードのメルツァー、準決勝ではバグダディスを破った。

<準決勝>
○1)A Murray(GBR) 64 2-0ret. ●5)錦織圭
○G Dimitrov(BUL) 63 57 76(5) ●M Baghdatis(CYP)

<準々決勝>
○1)A Murray(GBR) 64 76(3) ●D Istomin(UZB)
○5)錦織圭 64 76(3) ●Alexandr Dolgopolov(UKR)
○M Baghdatis(CYP) 63 64 ●3)G Simon(FRA)
○G Dimitrov(BUL) 63 62 ●7)J Melzer(AUT)

<2回戦>
○5)錦織圭 63 63 ●T. ROBREDO(ESP)

<1回戦>
○5)錦織圭 75 62 ●A. MATOSEVIC(AUS)
J.MILLMAN(AUS) 64 61 ●伊藤竜馬
男子本戦ドロー

錦織圭組ダブルス4強
<ダブルス決勝>
○ROBREDO(ESP)/MELO(BRA) 46 61 [10-5] ●Butorac(USA)/Hanley(AUS)

<準決勝>
○T.ROBREDO(ESP)/M.MELO(BRA) wo ●錦織圭/G Dimitrov(BUL)

<準々決勝>
○錦織圭/G Dimitrov(BUL) 76(6) 75 ●J.PEERS/J-P.SMITH(AUS)

<1回戦>
○錦織圭/G Dimitrov(BUL) 76(5) 46 [10-7] ●4)M Elgin(RUS)/D Istomin(UZB)
ダブルスドロー
男子予選ドロー
女子本戦ドロー
女子予選ドロー

錦織 圭 ブログ
錦織 圭 データー 1989年12月29日生まれ 23歳

伊藤竜馬 ブログ
伊藤竜馬 データー 1988年5月18日生れ 24歳

レポートが遅れてすいません。
ホテルのインターネットがなぜか繋がらず、使えませんでした。

ブリスベンからメルボルンに車で2000キロ移動。疲れた!
30年前車で移動した時と比べ道路もすごく良くなっていました。(もちろん高速道路無料)

その当時は豪ドルは米ドルの約半分の価値しかありませんでしたが、今や逆転、豪ドルの方が強いです。
定期預金の金利も7%ぐらいはあたり前、今でも4%近くあります。(日本の定期預金は0.XXですよ!)

あり余る広大な土地、地下資源。牛、ヒツジもひろびろとしたところで放牧されている。

親切でのんびりした人間性。
この国の拡さ、豊かさを改めて感じました。

(記事写真 テニスジャパン塚越 亘 CanonEos7D)