女子国別対抗戦フェドカップ・ワールドグループI・1回戦、ロシア対日本は、2月9日の開幕前日に、モスクワのオリンピックスタジアムで、組み合わせ抽選が行われ、以下のようになった。
第1日目の第1試合は、マリア・キリレンコ(WTAランキング13位)とクルム伊達公子(77位)の対戦が行われ、第2試合はエカテリーナ・マカロワ(20位)と森田あゆみ(57位)の対戦となった。
第2日目、第3試合はキリレンコと森田が対戦し、第4試合はマカロワとクルム伊達、第5試合はエレナ・ベスニナ(33位)/マルガリタ・ガスパルヤン(226位)組と、森田/土居美咲(84位)組の対戦となった。
抽選の結果について、村上武資フェドカップ日本代表監督は、次のように述べている。
「願っているところでしたね。伊達がいいスタートを切ってくれて、われわれはここまで来ている。伊達と相手のナンバーワンとの試合がキーになる。ファーストマッチで、伊達が、相手の出鼻をくじいてくれればいいなと思う。ホームチームの方が、絶対負けられないというプレッシャーがあると思うので、勝機を見いだしたい。マカロワには、どちらかが勝たないといけない」
また、日本のエースである森田は、良いコンディションを保って、モスクワ入りしていることもあり、手ごたえを感じている。
「(マカロワは)ずっと50位にいて、今20位で、今年もずっといいテニスをしている。向こうも自信があるだろうけど、私もいい状態で戦えてきている。とにかく、フェドカップでは、コートに入って、自分のベストのプレーをするために頑張るだけ。タフな相手であることは間違いないけれど、だからと言ってチャンスがないわけではない。毎試合、自分がどこまでできるか、チャレンジというか。今は試合できることが楽しい」
試合は、先に3勝を挙げた方が、勝利国となり準決勝に駒を進める。
※写真は、フェドカップ、ロシア代表(左)と日本代表
Text&Photo by Hitoshi Ko