フェド杯 ワールドグループ1回戦、日本は2勝1敗と王手をかけ、格上のロシアを追い詰め健闘したが惜しくも敗れてしまった。

全豪ではセリーナと対戦、負けてしまったがモチベーションが上がったと言う森田あゆみ、フェド杯ロシア戦ではNO.1プレイヤーとして貴重な2勝を上げた

負けてしまった日本はワールドグループ残留をかけ、スペインと対戦する事に決まった。
日本対スペインフェド杯ワールドグループ・プレーオフは4月20日、21日、敵地スペインで行われる。
日本対スペインは1994年に対戦、伊達公子、沢松奈生子、宮城ナナなどで挑んだが、サンチェス、マルチネルなどの前に0-3で惜敗した

デ杯、アジアオセアニアゾーン2回戦、日本対韓国はその1週間前、4月5日から7日、:有明コロシアムで行われる事になった。
 
フェド杯ワールドグループ・プレーオフ
日本対スペイン
会場:スペイン
開催日:2013年4月20日(土)、21日(日)

スペインはワールドグループⅡでウクライナを3-1で破りプレーオフに進出してきた。
スペインの主な選手(2/11付けWTAランキング)
スアレスナバロ、27位、24歳
ドミンゲス・リノ、53位、31歳
メディナガリゲス、58位、30歳
アルアバレナベシノ、81位、20歳 
スペインチーム
日本チーム

フェド杯・ワールドグループ1回戦
●日本 2-3 ○ロシア

「残念ながら負けました。
最後のダブルスは結構力の差がありました。
勝ててたかもしれないので凄く悔しいです。
プレーオフ、そして将来はワールドグループで勝てるように選手それぞれ頑張りたいと思います!」
森田あゆみ
森田あゆみは日本に帰国せず、18日からのWTAドバイ大会に出場する。

全豪では昨年の東レPPO覇者のペトロワを破るなど元気に大復活したクルム伊達だったが

「あゆみちゃんのシングルス勝利により日本はロシアに2-1、(王手をかけ)迎えた私の試合。
完敗でした。」

「初日のキリレンコ戦でアキレス腱痛が出てきました。歩くのも引きずって歩くほど。
監督には夜の段階でかなり厳しい状態のこと。だけど戦いたい気持ちがあることを伝えました。」

「私はあゆみちゃんの試合を見ながらずっと悩んでいました。
ファーストセットを取り、セカンドセット3-1とブレイクした段階でやると最終的に決めました。
前向きな決断をしたつもりでした。
あゆみちゃんの素晴らしい戦い振りを見て戦わないわけにはいかない気持ちが大きく膨らみました。
でも気持ちだけではなんの+にはならなかったようです。
負けてどうこうと言えるレベルのテニスではなかったです。
私が戦うべきじゃなかった。これが私の答えです。」

「私にとって悪夢のようなフェド杯、まだいろんなことを振り返りながらふと考え込んでしまうときもあります。」
クルム伊達公子 ブログより抜粋編集
クルム伊達公子はアメリカに渡り、IMGアカデミーでリハビリ、25日からのWTAブラジル大会に出場予定だ。

デ杯アジアオセアニアゾーン2回戦
日本対韓国

会場:有明コロシアム
開催日:2013年4月5日(金)~7日(日)
ライブスコア

韓国は敵地でインドを4-1で破り2回戦へ進出してきた。

日本対韓国対戦成績 10勝4敗

日本チーム データ
韓国チーム データー

ここも勝つと9月13日から15日、ワールドグループ・プレー・オフを戦う事になる。

(記事 塚越 亘 テニスジャパン 写真 CanonEos7D)