ソニー・オープン1回戦でバックハンドを放つ伊藤竜馬現地21日、米国のマイアミで開催されている男子マスターズ1000シリーズのソニー・オープンは男子シングルス1回戦が行われ、伊藤竜馬(24歳、96位)はオリビエ・ロクス(ベルギー、145位)と対戦、第1セットを先取したものの、6-4、4-6、1-3と逆転を許した場面で途中棄権、無念の初戦敗退となった。

この日の試合で伊藤は、第1セットだけで7本ものサービスエースを決め、元世界ランク24位のロクスから2度のブレークに成功するなど順調な滑り出し。しかし、第2セットに入ると今度は逆に2度のブレークをロクスに許し、試合はファイナルセットにもつれ込んだ。

第3セットでは7割を超える確率でファーストサーブを決めるなど、しり上がりにサーブの調子が上がってきたロクスに対し、伊藤は半分もファーストサーブが決まらない苦しい展開に。

2本のブレークチャンスがあったものの、それを生かせなかった伊藤は、ロクスに痛恨のブレークを許してしまうと、左足のけいれんを理由に試合を棄権。初戦で姿を消すこととなった。

年初の全豪オープンでは2回戦に進出、その後に行われたデビスカップでは単複で2勝を挙げ日本の勝利に貢献していた伊藤であるが、この日の敗戦で5連敗となった。

写真は、ソニー・オープン1回戦でバックハンドを打つ伊藤竜馬
Photo by Hiroshi sato