3月16日、アラブ首長国連邦ドバイで行われている男子ツアー、ATP500 「ドバイ・デューティフリー・テニス選手権」。
錦織圭(日清食品)の2回戦が行われ、錦織は第5シードのD・ゴファン(ベルギー)を6-3、7-6(3)のストレートで破り3回戦に進出した。
「思い切ってプレーできた。
(ロッテルダム、マルセーユの負けた試合の反省から)今日は振り切ろうと思ってプレーした。
後半危なかったが、自分のテニスをして戦えた」と自信のつく勝利を錦織は飾った。
3回戦はスロベニアのA・ベデネ(59位、31歳)と対戦する。
その試合は現地3月17日(水)19時からのナイトセッション(日本とドバイの時差は-5時間)なので同日の真夜中になるだろう。
試合はWOWOWオンデマンドで視聴可能。
錦織圭 ゴファンの粘りかわし勝利
調子あがり自信復活
オランダでのATPツアー500 「ロッテルダムオープン」で2019年のウィンブルドン以来の8強となった錦織。
1回戦ではツアー期待の20歳、第7シードのオジェ アリアシム(カナダ)を質の高いテニスで7-6(4)、6-1で勝利。
2回戦でも22歳の試合巧者、A・デ ミノー(オーストラリア)に手を焼きながらも6-3、2-6、7-5 と緊張感のある接戦をものにした。
ところが、準々決勝で、「勝ちたかった」と勝利を意識し過ぎたか?26位のB・チョリッチ(24歳、クロアチア)に6-7(2)、6-7(4)と2セット共にタイブレークの大接戦の末に敗れた。
次週のATP250「Open 13 マルセイユ」では2015年USオープン、 2016年ウィンブルドン、2018年全仏オープン、2019年全豪オープンとダブルスではあるが四つのグランドスラム大会に優勝しているエルベール(仏、29歳)の攻撃テニスに敗れた。
エルベ-ルは錦織を破ったことで調子を上げ、第2シードのチチパスなど破り決勝進出。メドベージェフに6-4、6-7(4)、6-4と大接戦の末に敗れたが準優勝の大活躍をしている。マルセーユ・ドロー
「(ロッテルダム、マルセーユの負けた試合の反省から)今日は振り切ろう、攻撃的にいこう」と思ってプレー、第1セットは第4ゲームをブレーク。
第2セットも先にブレークし、完全に錦織ペースに見えたが。
錦織4-3の第8ゲーム、40-15からフットフォルトを取られダブルフォルトになるなどブレーク・バックされ、4-4と混戦に。
ここからブレーク合戦、錦織6-5のサービング・フォ・ザ・マッチではマッチポイントが二つあったが取れずにタイブレークに。
「タイブレークに集中した。
思い切ってプレーした。
彼も速いタイミングで打って来るので、なるべくそれに負けないようには意識、
展開もなるべく自分から仕掛けた」。
「今日は全力で勝ち切った。
自分のテニスをして戦えた感じはすごいあるので自信はつくのかなと思う」と後半危なかったが、自分のテニスをして勝利を掴んだ錦織圭だ。
【錦織vsゴファン戦 YouTube】(6:08から)
公式サイト:Dubai Duty Free Tennis Championships
48ドロー
ドバイ
3/14 - 3/20, 2021
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<<3回戦>>
錦織圭 vs A・ベデネ(SLO)
<<2回戦>>
◎錦織圭 63 76(3) ●5]D・ゴファン(BEL)
<<1回戦>>
◎錦織圭 36 63 64 ●R・オペルカ(USA)
◎A・ブブリク(KAZ) 64 76(4) ●西岡良仁
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錦織圭全成績
記事:塚越亘 塚越景子 写真:Dubai Duty Free Tennis Championships