WTT橋本政昭杯初代王者となったプロチーム。写真/伊藤功巳

プロと大学生、高校生らがともに団体戦を戦う『Women`s Team Tournament 橋本政昭杯』の決勝が4月18日(日)、吉田記念テニス研修センター(TTC)HATドームにて開催され、プロチームがHAT Aチームを2−1で倒し、初代王者に輝いた。

総当たりのリーグ戦で1-1と全チームが並び、獲得ゲーム数で決勝へ進出したプロチームは、無敗で決勝へ進出したHAT Aに粘りの展開を見せる。

第1試合でシングルス2のプロチーム波形純理がHAT A小堀桃子に2-5と絶体絶命のピンチを迎える。しかし「2-6で負けるのはちょっと嫌だなと思った」という波形が、「なんとか1ゲーム取ろうという気持ち」で踏ん張り、ブレークすると、次のサービスゲームをキープし4-5に。そのまま勢いに乗ると5ゲーム連取の7-5で、まずは1勝目を果たす。

5ゲーム連取で逆転勝利した波形純理。写真/伊藤功巳

続くシングルス1のプロチーム加治遥は、「全日本以来、久しぶりの試合で、1セットということもあり緊張感もあった」と言うものの、序盤の第3ゲームでブレークすると、それを守り切ってHAT A岡村恭香に6−4とし、先に2勝を挙げたプロチームが初代王者に輝いた。

チーム優勝を決めた加治遥。写真/伊藤功巳

ダブルスはHAT Aの瀬間詠里花&森崎可南子がプロ入り初めての試合となるリュー理沙マリー&奥脇莉音を6−2で下しており、決勝の最終勝敗は2-1となった。

なお、大会MVPは加治遥、学生MVPには、筑波大学の阿部宏美が選出されている。

プロ入り初試合となった奥脇莉音(左)とリュー理沙マリー(右)写真/伊藤功巳
左から学生MVPの阿部宏美、大会スポンサーの橋本総業HD、橋本政昭社長、MVPの加治遥。写真/伊藤功巳

【大会MVP加治遥選手のコメント】
「全日本以来、久しぶりの試合で、1セットということもあり、緊張感もあったのですが、その中でもいいプレーができたかと思います。実戦もできたし、悪くないプレーもあったので、これから国際大会に出ていくにあたりプラスになりました」

【波形純理選手のコメント】
「昨日シングルスで負けて今日は勝ちたいという思いがあり、でもあまり欲を出さないように、(気持ちを)抑えながらもいきながらという、その間のところでうまくプレーできたかと思います」

【リュー理沙マリーのコメント】
「緊張もあり、シングルスでは思ったようなプレーができず、コンディションでも万全ではなかったので、そこが反省点。もっと念入りに身体のケアなどできるよう、うまくコントロールできれば良かったと思います。プロとしては目の前の1試合、1試合を頑張っていきたいと思います」

【奥脇莉音のコメント】
「尾﨑さんが監督として出ることが決まっていて、それまでにプロ入りすることができたら、この大会を最初にしようと話していました。緊張感のある2日間でしたが、自分に足りないことが明確になったので、今後徹底してやっていき、次このような機会があるときは勝てるように頑張りたいと思います」

【チームキャプテン尾﨑里紗のコメント】
「選手と近い距離で試合が見られたのが楽しかったですし、今まで以上に試合を見ようとして気づくこともあったので勉強になりました」

【決勝】
HAT Aチーム vs プロチーム
S1岡村恭香 4-6 加治遥
S2小堀桃子 5-7 波形純理
D   瀬間詠里花&森崎可南子 6-2 リュー理沙マリー&奥脇莉音

【全結果】
1位 プロチーム
2位 HAT Aチーム
3位 HAT Bチーム
4位 慶應義塾大学
5位 筑波大学
6位 四日市商業

大会MVP加治遥
学生MVP阿部宏美