21日、フランスのパリで開催されるテニス4大大会の一つ、全仏オープンの男子シングルス予選1回戦が行われ、日本勢から出場した伊藤竜馬(25歳)と守屋宏紀(22歳)がそれぞれ敗退、今大会の予選から日本勢は姿を消す結果となった。

昨年の今大会では本戦1回戦でアンディ・マリー(26歳、英国)を相手に熱戦を繰り広げた伊藤であったが、この日は世界ランク240位のヴァンサン・ミロに4-6、6-3、6-8と2時間を超える接戦の末に惜敗、2年連続となる本戦出場を逃した。

一方で世界ランク196位の守屋は、予選第6シードで同108位のガスタオ・エリアス(22歳、ポルトガル)の前に3-6、3-6で敗退、昨年の全米オープン以来となるグランドスラム本戦出場はならなかった。

この結果、今大会の男子シングルス本戦に出場する日本勢は、錦織圭添田豪の2人のみとなった。

全仏オープン

男子シングルス
予選1回戦
○ヴァンサン・ミロ(フランス) 6-4 3-6 8-6 ●伊藤竜馬[31]
○ガスタオ・エリアス(ポルトガル)[6] 6-3 6-3 ●守屋宏紀