12日、女子テニスの最新世界ランキングが発表され、森田あゆみ(23歳)は先週から1ランクダウンの54位、クルム伊達公子(42歳)は先週と変わらず63位となった。森田は先週行われたロジャーズ・カップで、2試合に勝利して予選を突破したものの、本戦1回戦でバルバラ・レプチェンコ(米国)に敗退していた。

森田とクルム伊達は今週、シンシナティで行われているウエスタン&サザン・オープンの予選に出場したが、森田は1回戦、クルム伊達は予選決勝となる2回戦で敗退している。

この他の日本勢では、中国の蘇州で行われたWTAチャレンジャーでベスト4の成績を残した土居美咲(22歳)が先週106位から今週は93位とし、26日に開幕する全米オープンで本戦からの出場をほぼ確実とした。7月は下部大会ながらも優勝が1回、ベスト4が2回と調子を上げている奈良くるみ(21歳)は、先週と変わらず110位につけている。また19歳の尾﨑里紗が、自己最高ランキングを更新する198位となっている。

トップ勢では、1位のセリーナ・ウィリアムズをはじめ、2位のビクトリア・アザレンカ、3位のマリア・シャラポワらに順位の変動はなかった。