14日、女子テニスのウエスタン&サザン・オープンはダブルス2回戦が行われ、クルム伊達公子(42歳)/アランチャ・パラサントンハ(30歳、スペイン)組は、リーゼル・フーバー(36歳、米国)/ヌリア・ヤゴステラ・ビベス(33歳、スペイン)組に6-7(2)、7-6(7)、[4-10]の接戦で敗れ、ベスト8進出を逃した。
2日前に行われた1回戦では、見事な逆転で第8シードのペアから勝利を奪っていたクルム伊達とパラサントンハの2人。しかしこの日は、元ダブルス世界ナンバー1のフーバーと、パラサントンハの元パートナーであるヤゴステラ・ビベスの前に力尽きた。
第1セット、第2セットともにタイブレークへともつれ込んだこの試合。少ないチャンスを生かしてスーパータイブレークへと持ち込んだクルム伊達組だったが、10ポイント先取の短期決戦の中でダブルフォルトを犯してしまうなど、流れを掴むことが出来ず、1時間57分での敗戦となった。
この敗戦により、クルム伊達公子は全米オープンの前哨戦を全て終了。今後は調整をしながら、8月26日から開幕する今年最後のグランドスラム、全米オープンに出場する予定となっている。
ウエスタン&サザン・オープン
ダブルス
2回戦
○リーゼル・フーバー(米国)/ヌリア・ヤゴステラ・ビベス(スペイン)7-6(2) 6-7 (4) 10-4 ●クルム伊達公子/アランチャ・パラサントンハ(スペイン)
1回戦
○クルム伊達公子/アランチャ・パラサントンハ(スペイン) 6-7(4) 6-4 10-5 ●サニア・ミルザ(インド)/鄭潔(中国)