クレーシーズンで1タイトルを含む10勝2敗の好成績を残し、歴史的な世界ランキングTOP10入りを果たしていた錦織圭(24歳)。全仏オープンでは、怪我のために満足なパフォーマンスが出来ず、無念の初戦敗退に終わった錦織ですが、ウィンブルドン前哨戦であるゲリー・ウェバー・オープンでは再び元気な姿を見せてくれています。

その錦織がグラス(芝)コートシーズンに向けて意気込みを語ったインタビューをご覧ください。

-充実したクレーシーズンが終わり、グラスコートでは良い成績を残せる自身はありますか?
錦織「違う状況ですが、そうだといいですね。ここハーレのグラスコートでも良い練習ができていますし、いい準備もできています。今年のグラスコートでも良いプレーをしたいです」

-グラスコートシーズンに向けて、コーチのマイケル・チャンから成功のためのヒントはありましたか?
錦織「もちろんです。少しのマイナーチェンジですが、より多くネットプレーをしたり、コートの後ろからでも積極的にプレーするとか、少し変化しています。クレーから移っていきなりグラスコートでプレーすることは簡単ではありません。でも、ここで1週間ほど練習したので、調子は良いです」

-トップ10に入った感想は?長年の苦労が報われましたか?
錦織「そうでもありません。(ランキングは)ただの数字ですし、上がったり下がったりするものです。今取り組んでいることで変わるわけでもありません。このランキングを維持するのは簡単ではありません。次の目標であるトップ5に入るためにも、このポジションを維持したいです」