9月15日(日)、デビスカップ、ワールドグループ・プレーオフ、日本対コロンビア戦、最終日、1勝2敗と後のない日本、第一試合で、日本のNO.1錦織圭がコロンビアのNO.1ギラルドと対戦、6-1,6-2,6-4、1時間43分でストレート勝利した。この結果2勝2敗、勝負は最終試合の添田豪対ファラに委ねられた。
第一試合
○錦織圭 61 62 64 ●S.Giraldo
錦織のサーブで始まる。
フォアからの展開が早い錦織が15でキープする。
第2ゲーム、ギラルドのサーブ、錦織はフォアにきたセカンドサーブをストレートに決めて早々とブレークする。(2-0)
ギラルドは初日、添田との5セットマッチで疲れているのか?それとも世界11位になった錦織のテニスのレベルが違うのか?
第6ゲームもブレークした錦織は5-1、第7ゲームもきっちりとラブでキープ、第1セットを6-1で取った。
第2セット
第3ゲーム、ギラルドのサーブ、
ギラルドはスマッシュを放つ、その決まったかに思えたボールを錦織は読み、なんと返してしまう。あわてたギラルドはその返ってきたボールをロングに!
右腕で拳をつくり、錦織はガッツ・ポーズ!早々とブレークだ。
第2セットも2ブレーク、6-2で錦織が取った。
第3セット
2セットダウンになったギラルドだが、よく粘り、劣勢になっても食い下がる。
コロンビアのNO.1プレイヤーとして一生懸命ファィトしている。
試合後記者会見に現れたギラルドは開口一番「ケイは素晴らしいプレーをした。2-2になった日本におめでとうと言いたい。」と言った。
人柄がプレーにも現れる。スポーツマン、一生懸命にファイトするいい奴なのだ。
3-3、ギラルドのサーブ、錦織はドロップ・ショットを拾いクロスに返す、そのボールをギラルドはボレーするがネット、0-40と錦織はブレーク・チャンスを掴む。
3度目のブレーク・ポイント、錦織は先にフォアでダウン・ザ・ラインを攻める。ギラルドは必死にバックで返そうとするが返せない。
錦織がブレーク、4-3とする。
5-4、錦織のサービィング・フォア・ザ・マッチ、相手のフォアのクロスに食い込む鋭角な修造サーブ(松岡修造が得意としていた)を決めて40-0とマッチ・ポイント
食い下がるギラルドはジュースに持ち込む。
ここでまた修造サーブでエース、4度目のマッチ・ポイント、
ギラルドはフォアの回り込みリターンで2度目のジュースに、ギラルドはベストを尽くし簡単には勝たせない。
錦織、今度はTへサービス・エース級を決めた。5度目のマッチ・ポイント!
錦織はTへナイス・サーブそしてネットへ詰める。
ギラルドのフォアのリターンはロング!
錦織がしっかりとNO.1プレイヤーとしての重責を果たした。
「1-2と日本は崖っぷちだったので、勝てて嬉しい。
プレッシャーのかかる試合だったが、それを考えず1ポイント1ポイント試合に集中して戦った。
ここにきた大勢の観客の応援からパワーを頂いたので勝てた。
応援は力になる。
(試合は最終戦にもつれたが、添田が)いつもの力を出せれば勝てる。思い切りやって欲しい!
次の試合も応援よろしくお願いします。」と錦織は添田と観客の応援に託しコートをあとにした。
デ杯 ワールドグループ プレーオフ
日本対コロンビア
有明コロシアム
ライブスコア
9月13日(金)シングルス
○錦織圭 63 64 64 ●A.Falla
●添田豪 46 63 57 63 16 ○S.Giraldo
9月14日(土)ダブルス
●伊藤竜馬/杉田祐一 16 26 16 ○J-S.Cabal/R.Farah
9月15日(日)シングルス
○錦織圭 61 62 64 ●S.Giraldo
添田豪 vs A.Falla
錦織 圭 ブログ
錦織 圭 データー 1989年12月29日生まれ 23歳
添田 豪 ブログ
添田 豪 データー 1984年9月5日生れ 29歳
伊藤竜馬 ブログ
伊藤竜馬 データー 1988年5月18日生れ 25歳
杉田祐一 ブログ
杉田祐一 1988年9月18日生れ 24歳
日本テニス協会デ杯日本対コロンビア情報
チケット情報
(記事 塚越 亘 写真 伊藤功巳 TennisJapan テニスジャパン)