17日、愛知県の東山公園テニスセンターで開催されているDUNLOPジャパンオープンジュニアテニス選手権大会はシングルス準々決勝が行われ、男子シングルスでは第9シードの山崎純平(むさしの村ローンTC)と第11シードの高橋悠介(荏原SSC)が、女子シングルスではノーシードの村松千裕(TTC)がベスト4に進出した。

日本で行われる数少ない国際ジュニア大会である今大会、世界各国から強豪が集まっている中、山崎は第3シードのニノ・セルダルシッツ(クロアチア)に6-1、6-1のストレートで快勝。一方の高橋は第4シードのハリー・バウチャー(オーストラリア)に6-4、6-3で勝利するなど、ともにシード選手を破ってのベスト4入りとなった。

この他の試合では、第7シードの越智真(神戸学院TC)が第1シードのイ・ダクヒ(韓国)に1-6、6-7(2)で、加藤彰馬(横浜清風高)が第15シードのアレハンドロ・タビロ(カナダ)に1-6、2-6で敗れ、ベスト4進出を逃している。

女子シングルスでは、ノーシードながらも2度の逆転勝利で勝ち上がってきた15歳の村松は、第3シードのイルカ・ソレギ(ルーマニア)に6-4、6-2のストレート勝ち。見事なベスト4進出を飾っている。また第14シードの大矢希(名経大高蔵高)は第8シードのリゼッテ・カブレラ(オーストラリア)に3-6、2-6で敗れている。

ダブルスでも準々決勝が行われ、男子ダブルスでは第5シードの高橋/山崎組と井上晴(TEAM YONEZAWA)/松谷俊希(IMGアカデミー)組が勝利、それぞれベスト4進出を決めたものの、平松晋之祐(相生学院高)/窪田緑(ミナミグリーン)組は第3シードのペアにストレート負けを喫した。

女子ダブルスでは、第6シードの大矢/西郷幸奈(志津TC)組と第3シードの辻佳奈美(相生学院高)/ブリット・ゲウケンス(ベルギー)組がベスト4に進出している。

DUNLOPジャパンオープンジュニアテニス選手権大会

男子シングルス
準決勝

イ・ダクヒ[1] vs 高橋悠介[11]
山崎純平[9] vs アレハンドロ・タビロ[15]

準々決勝

〇イ・ダクヒ[1] 6-1 7-6(2) 越智真[7]
〇高橋悠介[11] 6-4 6-3 ハリー・バウチャー[4]
〇山崎純平[9] 6-1 6-1 ニノ・セルダルシッツ[3]
〇アレハンドロ・タビロ[15] 6-1 6-2 加藤彰馬

女子シングルス
準決勝

プリシラ・ホン[1] vs 村松千裕
ジル・ベレン・タイヒマン[2] vs リゼッテ・カブレラ[8]

準々決勝

〇村松千裕 6-4、6-2
〇リゼッテ・カブレラ[8] 6-3、6-2 大矢希[14]