18日から愛知県・豊田市で開幕する男女テニスツアーの下部大会であるダンロップワールドチャレンジテニストーナメントの大会主催者が、女子シングルスに出場予定だったクルム伊達公子(43歳)が肩と腰の怪我のために大会を欠場することを発表した。

昨年の今大会でクルム伊達は準優勝の好成績を残し、全豪オープン出場への大きな足掛かりとしていた。現在、世界ランキング61位のクルム伊達は、来年1月に行われるテニス四大大会の一つ、全豪オープンでは本戦からの出場が確約されている。

今大会は男子は賞金総額3万5000ドルのチャレンジャー大会として、女子は賞金総額7万5000ドルのITF大会として開催。国内の選手にとって、世界ランキングのポイントを獲得しやすステップアップトーナメントとなっている。

男子シングルスには錦織圭を除く日本人トップ選手が出場選手に名を連ね、デビスカップ日本代表の添田豪(29歳)、杉田祐一(25歳)、伊藤竜馬(25歳)らが出場。女子シングルスには森田あゆみ(23歳)、奈良くるみ(21歳)、土居美咲(22歳)らトップ100選手がそろって出場する。