9日、テニスのグランドスラムである全豪オープンの男子シングルス予選2回戦が行われ、ダニエル太郎(20歳)がパウル・カプデビル(30歳、チリ)に6-0、6-4のストレートで勝利、自身初となるグランドスラム本戦出場にあと1勝に迫った。

今回がグランドスラム予選に初挑戦となるダニエル。第1セットは相手に5ポイントしか与えない内容で、わずか16分で先取する。第2セットは元トップ100のカプデビルに1度のブレークを許したが、逆に2度のブレークを奪い勝利。54分の快勝で予選決勝に駒を進めた。

グランドスラムの夢舞台まであと1勝に迫ったダニエルは、次戦で予選第10シードのトーマス・ベルッチ(26歳、ブラジル)と対戦する。ベルッチは2010年に世界ランク21位となっていたが、昨シーズンは腹筋の怪我に悩まされ、現在は世界ランク125位として今大会に出場している。

全豪オープン

男子シングルス予選
2回戦

○ダニエル太郎 6-0 6-4 パウル・カプデビル[29]

1回戦

○杉田祐一[32] 7-6(2) 6-3 ●内山靖崇
○ダニエル太郎 6-2 6-4 ●アンリ・ラークソネン
○ダニエル・コサコウス 6-3 2-6 6-4 ●伊藤竜馬[30]
○ダビド・グエ 6-2 6-3 ●守屋宏紀
○エンゾ・クアカウド 6-1 6-2 ●近藤大生