9日、テニスのグランドスラムである全豪オープンの女子シングルス予選1回戦が行われ、日本勢からは瀬間詠里花(25歳)、尾﨑里紗(19歳)、穂積絵莉(19歳)、そして瀬間友里加(27歳)が初戦を突破したが、石津幸恵(21歳)は残念ながら初戦で姿を消した。
世界ランク181位の瀬間詠は、同212位のタラ・ムーア(21歳、英国)に6-0、7-5のストレートで勝利。2009年の全米オープン以来となるグランドスラム本戦を目指す瀬間友は、ジュリア・コーエン(24歳、米国)を7-6(0)、6-3で下し、姉妹揃って初戦をストレート勝ちで終えている。
昨年の全日本チャンプである穂積は、ソフィア・シャパタワ(24歳、グルジア)に2-6、6-4、6-0の逆転で破り、嬉しいグランドスラム予選初勝利をあげている。また昨年の全米オープンに続き2度目のグランドスラム予選となる尾﨑は、アリャクサンドラ・サスノヴィック(19歳、ベラルーシ)に6-1、6-4で勝利している。
その一方、今シーズンの開幕戦でベスト8に進出していた石津は、オルガ・サウチュク(26歳、ウクライナ)に3-6、7-5、4-6で競り負け、初戦敗退となった。
今大会の予選には96人が出場、8人ずつ12のブロックに分かれてトーナメント戦を行い、3回戦を勝ち上がった選手が本戦への切符を手に入れる。
全豪オープン
女子シングルス予選
1回戦
○瀬間詠里花 6-0 7-5 ●タラ・ムーア
○瀬間友里加 7-6(0) 6-3 ●ジュリア・コーエン
○尾﨑里紗 6-1 6-4 ●アリャクサンドラ・サスノヴィック
○穂積絵莉 2-6 6-4 6-0 ●ソフィア・シャパタワ
○オルガ・サウチュク 6-3 5-7 6-4 ●石津幸恵