14日、実業団チームの頂点を決める第28回テニス日本リーグの男子決勝トーナメントが東京体育館で開幕し、前回大会の決勝を争ったイカイとエキスパートパワーシズオカがそれぞれ勝利、準決勝に駒を進めた。
レッドブロックの2位で通過したイカイは、ブルーブロック3位の九州電力と対戦。世界ランク144位のジミー・ワン(29歳、台湾)や前回大会でMVPと新人賞のダブル受賞を果たした片山翔(24歳)がシングルスで勝利すると、ダブルスでは本村剛一(40歳)/鈴木貴男(37歳)組がストレート勝ちを収めた。
前回大会ではイカイの前に決勝で涙をのんだエキスパートパワーシズオカは、レッドブロック3位のリコーと対戦。世界ランク169位のリック・デボエスト(33歳、南アフリカ)と長尾克己(24歳)がしっかりとシングルスで勝ち点をあげると、ダブルスではマーク・ニールセン(36歳、ニュージーランド)/リーミン(37歳)組が勝利した。
15日に行われる準決勝では、2連覇を狙うイカイがブルーブロックを首位で通過した三菱電機と、エキスパートパワーシズオカは初の決勝トーナメント進出をレッドブロック1位で果たしたノア・インドアステージと対戦する。