24日、女子テニスツアーのアビエルト・メキシコ・テルセルはシングルス1回戦が行われ、クルム伊達公子(43歳)は第7シードのステファニー・ボーゲル(23歳、スイス)と対戦、第1セットを先制されたものの、3-6、7-6(5)、6-4の逆転で勝利し、2回戦に進出した。

第1セットは序盤でブレークを許してしまい、そのままセットダウンとされたクルム伊達だったが、第2セットではお互いに3度のブレークで突入したタイブレークを制し、セットオールに追いつく。第3セットでは、6度ものブレークピンチに直面したものの、ブレークを許したのはわずかに1度。逆に2度のブレークでリードを奪ったクルム伊達が、2時間33分で勝利を収めた。

この勝利でボーゲルとの対戦成績を2勝2敗の五分に戻したクルム伊達は、2回戦でクリスティーナ・マクヘイル(21歳、米国)と対戦する。クルム伊達とマクヘイルは2009年にツアー下部大会で対戦があり、その時はクルム伊達がストレートで勝利していた。

アビエルト・メキシコ・テルセル

シングルス
1回戦

○クルム伊達公子 3-6 7-6(5) 6-4 ●ステファニー・ボーゲル[7]