5日、男子テニスツアーのマスターズ1000シリーズであるBNPパリバ・オープンはシングルス予選2回戦が行われ、ダニエル太郎(21歳)は予選第11シードのアレックス・クズネツォフ(27歳、米国)と本戦出場をかけて対戦、第1セットを奪ったものの、7-6(5)、6-7(4)、2-6の逆転で敗れ、自身初となるマスターズ大会の本戦出場を逃した。
前日の1回戦では、第1セットをタイブレークで落としてからの逆転で勝利していたダニエル。この日はタイブレークで第1セットを先制したが、第2セットでは逆にタイブレークの末にセットを落とすと、第3セットでは3度のブレークを許して万事休す。2時間38分で敗退となった。
スペインに本拠地を置くダニエルは、今シーズンは全豪オープンでグランドスラム予選に初挑戦し、2月のツアー大会では予選からベスト8に進出する活躍を見せていた。
今大会の本戦には世界ランク21位の錦織圭(24歳)が第19シードとして出場しており、1回戦が免除のため2回戦からの登場となる。順当に勝ち進めば、3回戦で第11シードのトミー・ハース(35歳、ドイツ)、4回戦で第7シードのロジャー・フェデラー(32歳、スイス)と対戦する組み合わせとなっている。