15日、女子テニスツアーのマレーシア・オープンはシングルス1回戦が行われ、第5シードのクルム伊達公子(43歳)はジャグラ・ブユカクジャイ(24歳、トルコ)と対戦したが、第1セット3-5とリードされたところで左足のふくらはぎの故障のために棄権を余儀なくされ、初戦敗退となった。

2週前のモンテレイ大会ではシングルスでベスト4進出を果たしたクルム伊達だったが、連戦の影響からか右足に軽度の肉離れを起こし、ダブルスは無念の棄権となっていた。クルム伊達は、今大会のダブルスにもエントリーしているが、出場するかどうかは未定となっている。

この他、シングルスに日本勢が登場したが、第8シードの森田あゆみ(24歳)はリュドミラ・キチェノク(21歳、ウクライナ)に4-6、2-6で、予選を突破してきた穂積絵莉(20歳)は第4シードのパトリシア・マイヤーアハライトナー(27歳、オーストリア)に4-6、6-2、3-6のフルセットで敗れた。

マレーシア・オープン

シングルス
1回戦
○ジャグラ・ブユカクジャイ 5-3 ret. ●クルム伊達公子[5]
○リュドミラ・キチェノク 6-4 6-3 ●森田あゆみ
○パトリシア・マイヤーアハライトナー[4] 6-4 2-6 6-3 ●穂積絵莉