フェドカップのワールドグループ2部プレーオフ日本対オランダは、20日にオランダ・スヘルトーヘンボス(クレー)にてシングルス2試合が行われ、世界ランク43位、日本の奈良くるみ(22歳)が、ベルギーのナンバー1選手、同ランク130位のキキ・バーテンズ(22歳、オランダ)と対戦し、6-7(5) 、6-4、7-9で敗退した。
また続く第4試合、世界ランク99位の土居美咲(22歳)は、同ランク154位のアランチャ・ラス(23歳、オランダ)と対戦し5-7、3-6で敗退、日本はオランダ戦に1勝3敗と敗退が決まり、アジア/オセアニアゾーン転落となった。
第5試合のダブルスでは青山修子(26歳)と尾﨑里紗(20歳)がリシェル・ホーヘンカンプ(オランダ)とミヒャエラ・クライチェク(オランダ)ペアと対戦し1-6、6-3、10-8の逆転勝ちで勝利を決め、尾崎は、代表初選出のアルゼンチン戦に続く2連勝となった。
フェド杯は2日間で行われる女子テニスの国別対抗戦。1チーム4人の団体戦で、初日に「シングルス1、シングルス2」の2試合、最終日に「シングルス1同士」「シングルス2同士」「ダブルス」の対戦が行われる。全5試合のうち、先に3勝したチームが勝者となる。
フェドカップ 対戦ドロー2014
シングルス1
○奈良くるみ 7-5 2-6 6-1 ●アランチャ・ラス(オランダ)
シングルス2
○キキ・バーテンズ(オランダ)6-0 7-6(3) ●土居美咲
シングルス3
○キキ・バーテンズ(オランダ)7-6(5) 4-6 9-7 ●奈良くるみ
シングルス4
○アランチャ・ラス(オランダ)7-5 6-3 ●土居美咲
ダブルス
○青山修子/尾﨑里紗 1-6 6-3 10-8 ●リシェル・ホーヘンカンプ(オランダ)/ミヒャエラ・クライチェク(オランダ)
記事:長嶋秀和