18日、車いすテニスのジャパン・オープンの男女シングルス決勝が行われ、男子シングルスでは世界ランク1位の国枝慎吾(30歳)が、女子シングルスでは世界ランク2位の上地結衣(20歳)がそれぞれ優勝、大会史上初となる日本勢の男女アベック優勝で幕を下ろした。今大会はグランドスラムに次ぐ規模となるスーパーシリーズに属している。

準決勝までの4試合で失ったゲーム数がわずか4と、圧倒的な内容で勝ち上がってきた国枝は、この日の決勝でも対戦相手である世界ランク2位のステファン・ウデ(43歳、フランス)を6-0、6-3で圧倒。通算7度目となるジャパン・オープン制覇を達成した。

昨年の今大会で自身初となるスーパーシリーズ制覇を成し遂げていた上地は、世界ランク4位のジスケ・グリフェン(29歳、オランダ)に6-2、6-4のストレートで勝利し、大会連覇を達成するとともに、スーパーシリーズ通算4勝目を達成した。

国枝はマリパ・エヴァンス(23歳、南アフリカ)とのペアで出場したダブルスでもタイトルを獲得しており、2冠で今大会を終えている。