米国、ワシントンD.C.のフィッツジェラルド・テニスセンターで開催されてるシティ・オープン。女子シングルス準々決勝が行われ、世界ランク40位の奈良くるみ(22歳)は同ランク78位のクリスティナ・ムラデノビッチ(21歳、フランス)と対戦し6-3、6-1で勝利し、準決勝進出を果たした。

奈良はファーストサービスで73%の確率で入った時にはポイントを獲得し、5度のブレイクで快勝した。準決勝で、マリーナ・エラコビッチ(ニュージーランド)と対戦する。過去の対戦は1勝1敗。今年、奈良はリオ・オープンで優勝を果たしている。

またダブルス準決勝では第2シードの青山修子、ガブリエラ・ダブロウスキー(カナダ)ペアは6-7、6-3、[10-6]の接戦に勝利し、奈良、桑田寛子ペアとともに決勝に進出を果たした。

桑田は、予選を勝ち上がった今大会の1回戦でアリソン・リスク(米国)と対戦し6-0、7-5で勝利し、ツアー初勝利を果たしている。桑田は、WTAツアーに初めての挑戦ながら予選2試合を勝ち抜いて本戦入り、自己最高の世界ランキング200位。

記事:長嶋秀和